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本リリースのポイント
- 不動産アセットが有する空調機器や給湯器、発電機、蓄電池、EV充電器等の分散型エネルギーリソースを統合管理・制御する、業界初の取り組みに参画
- Yanekaraは、独自のプラグイン型EV充電コントローラ「YaneCube(R)」及びEV充放電器等の制御による調整力拠出を検証
株式会社Yanekara(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:松藤 圭亮、以下「Yanekara」)は、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)が2025年冬より柏の葉スマートシティにおいて開始する、分散型エネルギーリソースを活用した「エネルギー・リソース・アグリゲーション事業」の実証実験に参画します。本実証実験は、不動産アセットが有する空調機器や給湯器、発電機、蓄電池、EV充電器等の分散型エネルギーリソースを統合管理・制御する、業界初の取り組みです。
近年、脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの主力電源化が進んでいます。こうしたなかで、電力系統の安定運用に向け「需給調整市場」が設立され、需要側が電力使用を制御することで生まれる「調整力」を売買する仕組みの本格運用が24年度より開始しています。
Yanekaraは、24年度に柏の葉スマートシティにおいて「三井のカーシェアーズ」EVの調整力活用を見据えたエネルギーマネジメントを実証しました。独自のプラグイン型EV充電コントローラ「YaneCube(R)」及びEV充放電器等の制御による調整力拠出を通じて、持続可能な脱炭素社会の実現に大きく貢献できると考え、本実証実験に参画しました。本事業を通して、再生可能エネルギー主力電源時代における日本の電力系統の安定化に寄与し、脱炭素社会、再生可能エネルギーのさらなる普及へ貢献してまいります。
三井不動産ニュースリリースはこちら
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<エネルギー・リソース・アグリゲーション事業の構成イメージ>(三井不動産提供)
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<24年度に柏の葉スマートシティにおいて実施したEVのスマート充電実証の様子>
Yanekaraについて
Yanekaraは、「地球に住み続ける」をミッションとする東京大学発のディープテック・スタートアップです。EV充電ピークシフトを工事不要で実現する「YaneCube」に代表される独自の「プラグイン技術」により、分散型電源を前例のないスピードで普及させ、20世紀の集中型電源に代わる仮想発電所「21世紀の黒部ダム」を構築します。三井不動産の創立80周年記念事業「未来特区」で優勝、AEA2023で柏の葉賞を受賞し、2024年より柏の葉スマートシティにおいて「三井のカーシェアーズ」EV群の調整力活用を見据えたエネルギーマネジメントを実証しています。