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【締切3/11】「日本語トークセッション」ミャンマーなど7カ国から選べる異文化交換!

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特定非営利活動法人 開発メディア
~日本で暮らす途上国の人たちの「 3つの悩み」のためにできる5つのコトとは?~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52517/188/52517-188-24ecb4efd4e3c592b2150de4998f3f23-1886x944.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


居酒屋、コンビニエンスストア、ホテル、建設現場・・。日本で働く外国人の姿はもはや珍しいものではなくなりました。

それもそのはず、2024年には230万人と外国人労働者は過去最多を更新。この10年でおよそ3倍に増加しました。コロナ禍が明けてからの2~3年では特にインドネシア人、ミャンマー人、ネパール人が増えたといいます。

日本は15年後の2040年になると、働き手不足が1100万人に達するという推計もあり、なくてはならない存在になるのはもはや時間の問題!

外国人労働者といっても内訳は95%とほとんどが途上国出身者です。就労する業種別で最も多いのが製造業(26%)で、サービス業(15.4%)、卸売・小売業(13%)、宿泊・飲食業とつづきます。伸び率では医療・福祉が前年比28.1%増と最多に。担い手の足りない仕事をして日本社会を維持してくれています。そして収入から母国へ仕送りをする人が多いといいます。

そんな救世主ともいえる彼らですが、異国で生活するには様々な悩みがあるそうです。

- 中でも最も深刻なのが「言語の壁」。日本は日本語以外の言語を話す人が他の国とくらべても少ないことが大きい。


- 二つめが「人間関係」。旅行であれば気にならなくても、住民の立場になると人間関係のハードルがぐっと上がります。「空気を読む」に代表される、日本社会のニュアンスを理解するのはそう簡単ではありません。


- 三つめが 「友だちづくり」。日本人は他国とくらべて人との距離をとる傾向があるようです。同郷の人たちのコミュニティがない地方では特に、日本社会に溶け込めず孤立して家に引きこもってしまう途上国の人も。


逆に、同郷の人が集まるコミュニティ(“外こもり”とも言われる)では、近隣で暮らす日本人との間で生活習慣の違いからトラブルが起きるケースも見受けられます。

これらの「壁」を感じてしまう大きな原因は、“コミュニケーション不全”が根っ子にあるから。言葉での意思疎通がうまくいかず習慣が違えば、誤解がおきてしまうのも当然ですよね。

途上国の人は、日本語の会話が上手になること、そして分らない日本のことを気軽に聞ける相手を必要としています。せっかく日本語を勉強しても”日本語を話す相手がいない”、というのはよくある話。彼らと日本語でいろいろな話をして、異文化の懸け橋になってみませんか?
国際協力と途上国に特化したNPOメディア「ganas」は、3月15日から、より弱い立場にある途上国の人を対象に「日本語トークセッション」(1期)のプログラムをスタートします。社会的意義も大きいと考えます。

やり方は、日本人の皆さんに途上国の人(バディと呼びます)と日本語会話の練習相手をつとめてもらいます。バディが日本語の練習をしながら、日本の習慣や文化、日本人の考え方を知って日本で安心して生活できるように助けてあげます。

日本人側のメリットもいろいろあります。自分の好きな国の人と日本語で話せて、その国の社会や文化、料理、音楽などに詳しくなれます。バディの母語のあいさつや文字を教えてもらうランゲージエクスチェンジ(言語交換)をするのも楽しいですね。

このプログラムでのミソは、日本語を”教える”のではなく“話し相手”になるところ!

”教える”となると、どうしても教える側(先生)、教わる側(生徒)といった上下の役割に陥りがち。“話し相手”であれば、互いの文化や言語を交換しながら、よりフラットな雰囲気になるはず。バディから母国のことを楽しんで聞いてあげれば、彼らの自己肯定感もアップします。

言ってみれば、「日本語トークセッション」は”小さな”民間外交”になりえます。誤解からおこるトラブルを減らすのに一役買えるかもしれません。
今回の記念すべき「日本語トークセッション」(1期)では、ミャンマー人、インド人、フィリピン人、ネパール人、ウガンダ人、ガーナ人、インドネシア人の合計12人がエントリー。

彼らは全員、日本語を勉強していて日本語能力試験(JLPT)の「N3」(身近な話題についてある程度会話ができるレベル)を取得しています。日常的な会話の練習に慣れたら、実際に日本で話されている日本語にチャレンジするのもいいかもしれません。

「日本語トークセッション」は、1回につき40分間の日本語会話を週に1度、全12回がセットのプログラムです。オンライン(Zoom)なので場所は問いませんし、相手の顔を見ながらのジェスチャーもとても有効です。マンツーマンで日本語会話を楽しんでいただきます。

プログラムの冒頭では、外国人と話しをするときに役立つ「やさしい日本語」のレクチャーを用意しています。ゆっくり話す、ていねい語はなるべく使わない、など、外国人と日本語で話すときに知っておきたい大切なポイントです。「やさしい日本語」はその後も使える一生モノの知識!

12人のバディたちは「日本語を流暢に話せるようになりたい」「日本のことで聞きたいことがたくさんある」と「日本語トークセッション」で皆さまに会えるのを楽しみにしています!

トークだけでなく、バディたちとリアルで対面するオフ会や、オンラインの会を開いて、全体でも交流も楽しんでいく予定です。あなたも”小さな外交官”になってみませんか?
<日本語トークセッションで実現できる5つのコト>
1)日本語が上達する
日本語で話すことで、日本で暮らしていくのに必要な会話練習になります。
2)日本社会の疑問をすっきり解消
日本社会の「普通のこと」を途上国の人はわかりません。質問に答えてあげると日本の慣習を知って安心感が増すでしょう。
3)差別されている感覚が薄まる
外国人は長く日本で暮らしていても、日本語を話さないと思われることがしばしば。ジロジロ見られたり何となく避けられたりするマイクロ・アグレッション(自覚なき差別)を経験することもあります。日本人のクセを教えてあげましょう。

4)習慣・マナーを知って人間関係がスムーズに

日本人がはっきりとモノを言わない(婉曲的な表現)、体裁や義理を重んじる人も多いと知ることは、日本で人間関係をスムーズにするのに役立つでしょう。

5)その他生活での悩みを軽く

仕事での悩みや体調など、遠い異国だとなおさら心配になるもの。問題そのものを解決できなくても話しを聞いてあげることは大きな助けになるかもしれません。
<バディは七カ国12人から>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52517/188/52517-188-4118150066386f0a2995c69f074fd5e0-449x415.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本語トークセッションをする12人はこちら!

*話しをする相手(バディ)は、申込みフォーム(https://forms.gle/BYbZR8LT1LVRtyE37)に第3希望までご記入ください。
*ご入金後にバディが決定します。
<期間>
2025年3月15日(土)~6月15日(日)

・「やさしい日本語」レクチャー:3月15日(土)20時~、@オンライン、録画を予定
・日本語トークセッション:3月17日(月)~6月15日(日)、週に1回・全12回
・全体交流会(オンライン)、オフ会を開く予定です。
・最後にアンケートへの協力をお願いします。
<参加費>
- ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター:1500円(1カ月500円)
- 一般:3000円(1カ月1000円)


ganasサポーターズクラブの特別料金は、同時入会でも適用されます(さまざまな活動をボランタリー/ボランタリーに近いベースで運営するganasを応援していただけますと嬉しいです)。特別料金は先着6名さままでとなります。

*途上国出身のバディは無料で日本語会話を練習できます。
*申し込みはご入金もって完了し、バディが決定します。
<申込方法>
下の申し込みフォームへお願いします。
 ↓ ↓
https://forms.gle/BYbZR8LT1LVRtyE37
*念のため、メールでご連絡いただくと確実です。
j.talkexchange.ganas@gmail.com
<定員・締め切り>
12人
(バディ:ミャンマー人5人、インド人2人、フィリピン人、ネパール人、ウガンダ人、ガーナ人、インドネシア人が各1人)

*締め切り:3月11日(火)
*話しをする相手(バディ)とのマッチングは先着順
<こんな方におすすめ!>
・自分の好きな国の人と友達になりたい
・途上国の人と言語・文化の交換してみたい
・途上国の人の話しを聞いて力になりたい
・ニュースにならないその国の生活が知りたい
・旅行にいった時の疑問を質問してみたい
・途上国の母語と日本語とで言語交換したい
・外国人と話したいので「やさしい日本語」を知って実践したい
・異文化交流するのが大好き
・ガイドブックに載らないお勧めスポットを聞きたい
*日本語教師の練習をしたい方はganasが主催する”「国境なき日本語教師」の実践プログラム”がおすすめです。
<主催>
特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」の運営団体)、ganasサポーターズクラブ
ウェブサイト:https://www.ganas.or.jp/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ganas.or.jp
エックス(旧Twitter):https://twitter.com/devmedia_ganas
インスタグラム:https://www.instagram.com/devmedia_ganas/
ライン:https://page.line.me/ganas
メール:j.talkexchange.ganas@gmail.com(専用受付)
ganasサポーターズクラブ:https://www.ganas.or.jp/gsc/

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