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Sapeet、「AIを導入したのに活用できない」を解決する、ナレッジ整備AIエージェントを提供開始

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株式会社Sapeet
~RAG・LLM・MCPなど、様々なAI活用を支える情報基盤を構築~



株式会社Sapeet(本社:東京都港区、代表取締役社長:築山 英治、以下Sapeet)は、企業内に蓄積されたナレッジをAI活用可能な形に整備し、情報の検索性・利活用性を高める「ナレッジ整備AIエージェント」の提供を開始しました。

本ソリューションは、RAG(検索拡張生成)や各種AIツールと連携が可能で、社内ナレッジの自動構造化・機密情報のマスキング・自然言語によるデータ抽出などの機能を実装しており、業務に活かせる整った情報基盤を構築します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26498/60/26498-60-1a38b03d9584d79684ee182995bfd17a-1217x582.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


背景と目的
業務DXの推進に伴い、企業が保有する社内ナレッジの利活用が注目を集めています。RAGはその代表的な手法として多くの企業が導入を試みましたが、「期待したほど精度が出ない」「結局使われなくなった」といった課題も数多く報告されています。

近年では、社内外のデータソースを接続するための標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)」といった新しい手法も登場しています。しかし、機密情報や個人情報の取り扱いに対する懸念に加え、ナレッジの記載形式や表現のばらつきによる文脈理解の難しさなど、実運用における課題は多岐にわたります。また、こうしたアプローチを採用する場合でも、参照する情報が整理・構造化されていなければ、AIの回答の信頼性や再現性を担保することは難しいのが実情です。

Sapeetは、こうした背景を受けて、AI活用の精度・セキュリティ・運用性を高めるための「情報基盤の整備」に着目しました。ナレッジデータの前処理・構造化・マスキングを一貫して担うAIエージェントを提供することで、RAG・MCPを含む多様なAI活用を支える土台を構築します。
ナレッジ整備AIエージェントの特徴
1. ナレッジの自動構造化と横断管理
打ち合わせ動画や議事録、チャットツールのログなどの非構造データに対し、AIが自動でタグ(分類ラベル)を付与し、内容を要約・分類します。日常業務で発生する情報もナレッジとして整理・蓄積できる状態に整えます。
2. セキュリティに配慮した情報再構成
個人情報や機密情報を自動でマスキング。必要な文脈やニュアンスを保持したまま、安全にAIへ渡せる情報に再構成します。セキュリティ要件の高い現場でも、生成AIの活用が可能になります。
3. text to SQLを始めとした整備されたデータの活用支援
ナレッジ整備AIエージェントは、整備済みの構造化データベースに対して、text to SQLの仕組みも活用し、自動でクエリを生成・実行します。たとえば、「製造業向けの提案資料を教えて」といった自然言語の指示に応じて、裏側でSQLを生成し、適切な情報を抽出できる状態を整えます。
こうした仕組みにより、RAGやチャットボットなどのAIが、必要な情報を的確に取得できるナレッジ環境を支援します。
4. 業務のゴールから逆算したナレッジ設計
「成約率を上げたい」「提案資料を早く作りたい」といった業務のゴールから必要な情報設計を逆算し、ナレッジをAIが扱いやすい形に整備します。整備されたナレッジは目的に応じて構造化されており、AIが必要な情報を精度高く抽出・再利用しやすい状態になります。その結果、提案品質の向上や業務の属人化解消にもつながります。
導入プロセスと活用イメージ
本エージェントは、導入時に整備対象とする情報ソース(例:SharePoint、Google Drive、Slack、Teams、Notionなど)を接続し、そこに蓄積された情報を自動で構造化・分類・マスキングします。

こうして整備されたナレッジは、チューニング済みのデータベースに格納され、AIチャットボット、RAG連携ツール、MCP活用など、様々なAI活用シーンに横断的に利用可能な状態になります。

導入当初は、営業資料やFAQのような業務成果につながりやすい領域から始めるケースが多く、スモールスタートでの展開にも対応しています。
今後の展開
Sapeetでは、ナレッジ整備AIエージェントを、営業AIエージェントやインサイト創出AIエージェントなどのExpert AIエージェントと連携させ、整備されたナレッジを商談支援・分析・意思決定などの業務に横断的に活用できる仕組みを構築しています。

今後も、単体のツール提供にとどまらず、複数のAIが連携しながら業務全体を支援するエージェントのネットワークとしての進化を目指し、企業のAI活用を支援してまいります。
株式会社Sapeetについて
Sapeetは、AIで企業独自のベテラン知見を解析し、競争優位性につながるコア業務の価値を増幅・拡張するExpert AI事業を運営する、東京大学発のベンチャー企業です。AI身体分析技術や生成AI技術など、独自の技術をわかりやすく使いやすいシステムとして提供し、幅広い事業者様のAIと人間の協業体制構築をトータルでご支援します。
会社名:株式会社Sapeet
所在地:東京都港区芝五丁目13番18号 いちご三田ビル8階
代表者:代表取締役社長 築山 英治
URL:https://sapeet.com/

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