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電通総研、自治体向け生成AIサービス「minnect(ミネクト) AI アシスト」のRAG機能を大幅強化した最新バージョンを提供開始

update:
   
株式会社電通総研
- 利用浸透施策やオンボーディングサービスの拡充を図り、自治体の生成AI活用を支援 -



テクノロジーで企業と社会の進化を実現する株式会社電通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久、以下 「電通総研」)は、LGWAN上で利用可能な自治体向け生成AIサービス「minnect(ミネクト) AI アシスト」の最新バージョンを、2025年7月1日(火)より提供開始します。

今般提供を開始する最新バージョンでは、RAG機能においてドキュメントの内容を事前に登録しておくインデックス数の増加をはじめ、インターネット検索の結果を生成AIの応答に反映させるグラウンディング対応、個人情報の検知とマスキング機能の追加などの機能強化のほか、利用浸透施策やオンボーディングサービスの拡充を図り、さらなる自治体の生成AI活用を支援します。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43138/366/43138-366-bd071e6641de525eef53eacf530c1374-700x149.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「minnect」ロゴ


「minnect」シリーズは、電通総研が自治体向けに提供する、住民の利便性向上と行政業務の効率化を実現するソリューションです。中でも「minnect AI アシスト」は自治体職員が通常業務を行うLGWAN上での生成AI利用を通じて、庁内業務の効率化を支援するもので、これまで30を超える自治体で利用されています。

■「minnect AIアシスト」最新バージョンの主な特長
1.RAG機能のインデックス数の上限緩和
RAG機能で使用するデータベースを分散型データベースに変更することで、利用可能なインデックス数の上限が従来の3から10に増加しました。これにより、より多くの情報を基に生成AIが回答することが可能です。

2.個人情報の検知とマスキング機能の追加
従来のプロンプト入力時の正規表現による検知に加え、出力されたテキストに対する個人情報(名前、住所、電話番号など)の検知とマスキングが可能になりました。 画像やグラフ等のマルチモーダルやRAGで情報を付与した際など、参照データを利用した出力で、意図せず個人情報が出力されるリスクを低減します。

3.グループ管理とチャット共有
「minnect AIアシスト」でユーザーグループを作成することで、グループ単位でのユーザー管理が可能になりました。これにより、生成AIの対話内容を、ユーザーが所属するグループに共有できるようになりました。

4.マルチモーダル機能の強化
従来、マルチモーダル処理はGeminiモデルだけでしたが、GPTモデルでもチャットへのファイル添付が可能になりました。また、対応ファイル形式として、自治体業務で多く利用されるWord文書が追加されます。

5.LGWAN上で実行可能なインターネットグラウンディング対応
生成AIが回答を生成する際にインターネット検索を利用し、ハルシネーション(誤情報生成)のリスクを低減します。 GeminiモデルではGoogle検索の結果を利用できるようになり、LGWAN環境でも安全に最新情報を活用した回答生成が可能になります。

6.デフォルトで利用するモデルを設定
自治体ごと・機能ごとに利用する大規模言語モデル(LLM)のデフォルトモデルを設定可能になります。 ユーザーが意図せず性能の低いモデルを利用してしまうことや高価なモデルを利用してしまうことを防ぎます。

7.利用文字数の可視化
利用文字数の時系列推移グラフが表示されるようになり、組織全体の利用状況を容易に把握できるようになりました。


■支援サービスの拡充について
今般のバージョンアップでは、「minnect AIアシスト」の機能強化以外にも、利用浸透施策やオンボーディングの強化といった伴走支援サービスも拡充しました。具体的には、「システムに登録したが、利用していない方」や「数回利用して離脱してしまった方」をフォローする仕組みや、庁内告知用のチラシ、ゴールデンプロンプトデータの提供をサービスメニューとして新たに追加しました。また、「他の自治体がどのように活用しているか知りたい」「事例を聞きたい」という自治体向けに、「minnect AIアシスト ユーザー会」を立ち上げ、活用事例共有や座談会などの情報交換の場を提供します。


電通総研は、2021年にスマートソサエティセンターを立ち上げ、自治体のDX推進やスマートシティ実現を支援してきました。今後もこれまでの知見を基に「minnect」シリーズのさらなる機能拡充を図り、自治体の課題解決に貢献してまいります。

■トライアル利用およびデモンストレーションについて
「minnect AI アシスト」の最新バージョンのトライアルおよびデモンストレーションを受け付けております。
ご希望の方は、Webサイトよりお申し込みください。
https://www.dentsusoken.com/request/cSmartSocietyCenter?id=cSmartSocietyCenter


<ご参考資料>
■「minnect AI アシスト」について URL:https://smart-society.dentsusoken.com/solution/minnect_AIassist
「minnect AIアシスト」は自治体特有のセキュリティ要件等を満たし、自治体職員がLGWAN環境でセキュアに利用できる生成AIサービスです。議事録や例規集など、自治体特有の庁内文書を基に生成AIが応答できる「Search機能」により、正確な情報に基づいて回答が得られ、庁内業務の生産性向上に貢献します。

2025年01月15日
電通総研、LGWANで利用可能な自治体向け生成AIサービス「minnect(ミネクト) AI アシスト」の最新バージョンを提供開始
https://www.dentsusoken.com/news/topics/2025/0115.html

2024年04月16日
電通総研、自治体向けにセキュアな生成AI環境を実現するSaaS型ソリューション「minnect(ミネクト) AIアシスト」を藤沢市へ導入
https://www.dentsusoken.com/news/release/2024/0416.html

2023年11月08日
ISID、自治体向けにセキュアなChatGPT環境を構築するサービス 「minnect(ミネクト) AIアシスト」を提供
https://www.dentsusoken.com/news/topics/2023/1108.html

■電通総研について https://www.dentsusoken.com
電通総研は、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」という企業ビジョンの下、「システムインテグレーション」「コンサルティング」「シンクタンク」という3つの機能の連携により、企業・官庁・自治体や生活者を含めた「社会」全体と真摯に向き合い、課題の提言からテクノロジーによる解決までの循環を生み出し、より良い社会への進化を支援・実装することを目指しています。
テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、これからも人とテクノロジーの力で未来を切り拓き、新しい価値を創出し続けます。

* 電通国際情報サービス(ISID)は、電通総研へ社名を変更しました。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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