
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20005/207/20005-207-b62f78a86676302ba09885ef227353c3-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社meleap(本社:東京都港区、代表取締役:福田浩士)が開発・提供するARスポーツ「HADO」が、兵庫県立姫路飾西高等学校(兵庫県姫路市)の「STEAM探究科」の授業で活用されました。本取り組みは、文部科学省「新時代に対応した高等学校改革推進事業」の一環として実施され、生徒主体の課題解決型学習の中でHADOを活用するものです。
背景
姫路飾西高校は2024年度(令和6年度)に「STEAM探究科」を新設し、理系のサイエンス・サーベイコースと文系のグローバル・コミュニケーションコースを統合。急速に変化する社会に対応できる人材育成を目指し、生徒が自らテーマを設定し探究・実践・検証する学びを推進しています。その中で生徒から「子どものスポーツ人口減少を解決したい」という問題提起があり、課題解決の手段として株式会社meleapとの協働研究が始まりました。HADOはAR技術を用いた新しいスポーツで、運動が苦手な人でも楽しめる点や、デジタル世代の子どもたちが自然に体を動かせるきっかけとなる点が高く評価されました。
取り組み内容
5月21~23日:HADO体験・meleap社員による講演7月22~25日:HADO設営実習・STEAM Day運営練習・生徒によるアンケート調査
7月26日 :「STEAM Day」にて教育関係者や中学生にHADOを体験してもらい、効果を検証
9月~12月 :課題解決策としてのHADOの有効性を継続的に検証
12月 :検証結果を発表予定
STEAM探究科長 稲田隆士 先生 コメント
■STEAM探究科の目的飾西高校では、STEAMを自分たちがワクワクするものと定義し、テーマとして「ホンモノに出会う、本気に触れる」を掲げています。
1年次ではインプット重視で、VRゴーグルやドローン、プログラミングレゴに触れたり、文系理系を問わず様々なプロの講演会やフィールドワーク、海外研修を通して自分と共鳴する人を探します。その中で、自分が興味を持ったモノ(技術や人)と協働して課題解決策を語る『夢物語(You me × モノ →語り)』を行います。
2年次ではアウトプット重視で、協働相手と共に社会課題の解決策を見出し、実践・検証する『夢プロ(You me × project / produce)』を実施。現在は5つのプロジェクトが動いています。
1.合同会社LTFと協働した農福連携事業やスマート農業探究
2.株式会社meleapと協働したスポーツ人口減少に歯止めをかけるNew Sportsイベントの企画
3.「はばタン」デザイナーJUNBOw氏との大阪万博ワークショップ準備
4.旭陽化学工業と地元店舗と連携したコラーゲン入りシフォンケーキの無人販売企画
5.3Dプリンターを使ったレコード機能付き時計文字盤の製作
3年次では、これらの経験を通して進路に対する明確な意思を持ち、チャレンジ・実現していきます。
■HADO導入のきっかけと目的
1年次に「子どものスポーツ人口減少」をテーマにしたグループが、ボール遊び可能な公園の減少やゲーム時間の増加を課題として抽出しました。しかし校内発表では「運動したくない人が増えている」「高校生がイベントを行うのはハードルが高い」と指摘されました。そこで兵庫県スポーツ振興課に相談し、紹介されたのがHADOでした。
HADOはAR空間を利用するため公園の利用制限に抵触せず、ゲーム世代にも親和性が高い新スポーツです。さらに議論や作戦立案を伴うため、論理的思考力や言語能力向上にもつながる点が高く評価されました。
導入の感想と結果
【感想】・運動が苦手な私でも楽しく体験することができました。少し似たようなものをどこかで一度だけしたことがあるのですが、HADOはルールも操作も簡単で、初めてでも十分に楽しめると思いました。
・HADOを体験して、まるでゲームの中にいるような感覚がとても楽しかったです。普通の運動とは違った面白さがありました。これからもっと広まってほしいと思いました。
・HADOは想像以上に楽しむことができるスポーツだとわかりました。もしHADOが、全国的に普及したら、若者の運動不足が進んでいるこの世の中に良い影響を与えると思います。
・これまでVRやARなどを使った体験をしたことがなかったので、初めての体験でした。運動はよくしていて、好きなので楽しかったです。初めてだったので色々考えながらすることはできなかったけど、やっていく中で少しずつ慣れてうまくすることができたと思います。グループそれぞれでいろんな作戦があって見ているのもすごく面白かったです。またやる機会があればその時はもっと考えながらやりたいなと思いました
【結果】
参加者は、普段の運動頻度にかかわらず、全員が、楽しかったと回答しています。また、9割以上の参加者がもっと体を動かしたいと回答していました。さらに作戦を考える必要があると感じて、コミュニケーション能力の向上にも役立つと参加者は回答しているので、誰もが体を動かすことに抵抗なく取り組め、なおかつコミュニケーション能力が上がり、学習効果もあると感じました。
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HADOの説明をする様子
兵庫県立姫路飾西高等学校について
校訓は「自律・協同・創造」の理念のもと、知性と徳性を備え、強い意志と健やかな体を持ち、広い視野に立って洞察し行動できる力を持った「こころ豊かな人間」 を育成する全日制普通科の高等学校です。国際文化系(グローバル・コミュニケーション)・自然科学系(サイエンス・サーベイ)の2つのコースを置き、卒業生は、国内外のさまざまな分野方面でめざましく活躍しています。令和6年度よりSTEAM探究科が開設され、国際文化系(グローバル・コミュニケーション)・自然科学系(サイエンス・サーベイ)コースの学びが発展的に融合され、学びを自分でデザインし、なりたい自分をカタチにできるようになりました。今後はSTEAM探究科に限らず、全校的な取り組みへと高めていけるよう取り組んでいくところです。HP:https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/shikisai-hs/NC3/
「HADO」について
「HADO」は、頭にヘッドセット、腕にセンサーを装着し、エナジーボールやシールドを駆使して戦う日本発の次世代ARアクティビティです。ルールはシンプルで分かりやすいが、戦略は無限大。仲間との連携が鍵をにぎるため、年齢・性別・運動能力を問わず楽しめます。世界39カ国で展開されており、 “次世代のスポーツ”として注目されています。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20005/207/20005-207-1c7a488c0daa87c440f5eb8613a74526-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社meleapについて
「誰もが楽しく身体を動かし、心も体も健康になる社会」の実現を目指し、AR(拡張現実)技術を活用したアクティビティ「HADO(ハドー)」を開発・運営しています。テクノロジーの力で「魔法のような体験」を生み出し、子どもから大人まで年齢や運動能力に関係なく夢中になれる新感覚アクティビティを世界39ヵ国以上で展開中です。私たちは、「身体を動かす楽しさ」「人とつながる喜び」「ワクワクと感動」を誰もが味わえる社会を目指し、今後もエンターテインメントとスポーツの可能性を広げてまいります。
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