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パトリツィア、東京圏の大規模賃貸住宅ポートフォリオを取得、日本での不動産プラットフォームを拡大

update:
PATRIZIA Japan株式会社
・ 東京を中心とする競争力の高い賃貸住宅14物件をオフマーケットで取得
・ アジア有数の成長都市・東京での事業基盤をさらに強化
・ 都市構造やライフスタイルのメガトレンドに着目

世界有数の実物資産(不動産・インフラ)の運用会社であるパトリツィアは、グローバル機関投資家向けに、東京を中心とした競争力の高い賃貸住宅ポートフォリオを取得しました。本件は、堅調な国内の住宅セクターに対する同社の戦略的なコミットメントを示すとともに、日本における投資プラットフォームの更なる拡大に貢献します。

同ポートフォリオは、主に東京23区内に位置する14物件(住宅約800戸および店舗5区画)で構成され、うち1物件は首都圏(横浜)に位置しています。平均築年数は3年強、稼働率も97%超と高水準を維持しており、取得直後から安定したキャッシュフローが見込まれる案件です。

今回の取得は、安定的なインカムと中長期的な価値向上の両面を兼ね備えた国内主要都市の賃貸住宅を対象とする、同社のコアプラス戦略に沿ったものです。日本の住宅セクターは、着実な賃金上昇、インフレ圧力、持続的な都市化に支えられ、長期的な成長力を引き続き有しています。特に東京23区は人口の流入が続き、堅調な賃貸需要が投資魅力を高めています。パトリツィアは同ポートフォリオの平均賃料水準が市場賃料を大きく下回っていると見ており、アクティブなアセットマネジメントと今後の安定的な市場賃料成長を通じた収益拡大の機会が存在していると捉えています。

パトリツィア・ジャパンの日本事業責任者の滝沢正美(たきざわ・まさみ)は次のようにコメントしました。
「今回の取得はパトリツィアの日本事業における重要なマイルストーンであり、東京の賃貸住宅市場に対する当社の確信を示している。同ポートフォリオは、当社のコアプラスおよびバリューアッド戦略に沿ったものであり、国内の主要都市における住宅市場への構造的な追い風を享受している」

本取引は、同社が日本市場でこれまで行った最大規模のものであり、今後2年間で日本における運用資産残高を倍増させるという目標に向けた重要なステップとなります。

滝沢はまた、「今後も、日本でのローカルな知見を活かし、ポートフォリオの最適化およびアクティブなアセットマネジメントを通じて付加価値の向上を狙える、競争力の高い投資機会を積極的に模索していく。また、住宅セクターに加え、商業用不動産などバリューアッド戦略に資する多様な投資機会の開拓と拡大にも注力する」と述べています。

パトリツィアは、東京オフィスを拠点に、インベストメント、アセットマネジメント、キャピタルマーケッツの各分野の専門チームを拡充しており、不動産・インフラ分野に焦点を当てた成長戦略を推進しています。本件への投資は、競争が激化し供給が限られる市場環境において、パトリツィアの強固なネットワークを背景に確信度の高い投資機会を実現する同社の能力を示すものです。

また、日本における投資戦略を率いるシニアリーダーとして、樰澤豊(ゆきざわ・ゆたか)が投資部門責任者に就任しました。樰澤は、野村不動産、モルガン・スタンレー証券に加えて、PGIMリアルエステート・ジャパンで要職を務めるなど、不動産分野で約30年の経験を有し、成長を牽引する役割を担います。加え、主要運用会社において17年の投資経験を有する赤瀬潤(あかせ・じゅん)がディレクターとして参画しました。

本ポートフォリオは、同社が住宅セクターにおける主要投資家としての地位をさらに強化するものです。パトリツィアはグローバルで約160億ユーロの住宅資産を運用しており、この成長セクターで地域を問わず確固たる実績を有しています。それと同時に、同社は多様な投資戦略に沿って、日本における住宅以外の幅広いセクター投資機会も継続的に探求しています。

パトリツィア:世界的なスマートリアルアセット(実物資産)の運用会社
パトリツィアは、機関投資家、セミプロフェッショナル投資家、個人投資家向けに、不動産とインフラに焦点を当てたスマートリアルアセットの投資機会を40年以上にわたり提供してきました。パトリツィアの投資ソリューションは、「DUEL」メガトレンド(デジタル、都市化、エネルギー・生活様式の変化)を軸に展開され、これらの変革的なグローバルな変化から生じる機会を最大限に活用しています。パトリツィアは現在、約550億ユーロの資産を運用し、世界26カ所の拠点で約900名の専門家を擁しています。

パトリツィアは創設以来、社会にインパクトを与える取り組みを行ってきました。1992年からは、ドイツの非営利団体、ブンター・クライスと緊密に協力しながら、重度の病を抱える子どもたちのアフターケアに取り組み、1999年からは、パトリツィア財団を通じて世界中の75万人以上の子どもや若者に対し、教育、医療、安全な家へのアクセスを提供し、自己の決断に基づくより良い人生を送るための支援をしています。

詳しくは、www.patrizia.agをご覧ください。

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