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“自然な会話が生まれるオフィス”の満足度は80%

update:
株式会社GOOD PLACE
「オフィスとコミュニケーションに関する調査」を実施



建物のリノベーション、オフィス構築、バックオフィス業務のアウトソーシングを通じて「より良い場」を創造する建築会社の株式会社GOOD PLACE(旧株式会社コスモスモア、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮 信司)は、首都圏の会社員884名を対象に「オフィスとコミュニケーションに関する調査」を実施しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-8128a3e2eba8dcdd35e757f61e208567-2000x1052.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


まず、4,340名※1を対象とした事前調査では、「出社が義務もしくは推奨されている」と回答した人が70%を超え、企業で出社回帰の方針が多数派となっている実態が浮き彫りとなりました。出社前提時代のオフィスで重視されているのが、人と人との関係性を育む「RBW(Relationship-Based Working)※2」に対応した空間設計です。
884名を対象とした本調査では、職場が「自然に会話が生まれる」と感じている人の約80%がオフィスに満足している一方、「自然に会話が生まれる空間ではない」と答えた人はオフィスへの満足度が低いことが明らかになりました。
この結果から、「自然に会話が生まれる環境」がオフィス満足度を左右する要因であることを示しており、人との関係性を重視するRBWに対応した空間設計の重要性が示唆されました。

※ 1. 調査対象: 20歳~59歳の首都圏4都県勤務の会社員4,340名
※ 2. 「何をするか」ではなく、「誰とどうつながるか」を重視する関係性ベースの職場設計の考え方。グローバル家具メーカーMillerKnoll社が提唱。

調査結果サマリー 
 1.出社は選択から前提の時代へと移行
 2.オフィス満足度は「自然な会話」の有無により大きく差が出る
 3.雑談や偶発的な会話は業務的な効果と心理的な効果の両面に貢献
 4.フリーアドレス導入率は30.2%、雑談頻度は固定席を下回る
 5.半数以上が雑談疲れを経験、コミュニケーションと集中環境の両立が課題

■調査結果詳細

1.出社は選択から前提の時代へと移行
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-f40c109cdcd8214e28afd44a4be0b7fa-2000x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


現在の出社ルールについての問いでは、「出社が義務づけられている(49.6%)」、「出社が推奨されている(20.6%)」となり、70.2%が出社を前提としている企業となっています。完全自由出社は18.1%にとどまっており、出社前提時代に移行している傾向が明らかとなりました。

2.オフィス満足度は「自然な会話」の有無により大きく差が出る
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-75026e14fad36e800ee92fe5f4312b30-2000x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「あなたの職場は『自然に会話が生まれる空間』だと思いますか?」の設問に対して、「非常にそう思う」と回答した人の約80%が、オフィスに対して肯定的(「非常に満足」または「やや満足」)な評価をしました。
一方で、「自然に会話が生まれる空間ではない」と答えた人の57.8%が、オフィスに対して「不満」(『やや不満』または『非常に不満』)と回答。この結果から、自然に会話が生まれる環境が、従業員のオフィスに対する満足度を大きく左右していることが明らかになりました。

3.雑談や偶発的な会話は業務的な効果と心理的な効果の両面に貢献
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-81743426d7ed0a985235081042b6bfb0-2000x1271.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「オフィスでの雑談・偶発的な会話による影響」について尋ねたところ、「情報やノウハウが得られた」という回答が最も高く39.3%となりました。また、「信頼関係が深まった」と回答した人は33.5%、「ストレス軽減・気分転換になった」28.1%、「チームの一体感が高まった」は23.5%となりました。(複数回答)
この結果から、雑談はノウハウ取得などの業務的な効果と、信頼関係の構築やストレス軽減といった心理的な効果の両方に寄与していることがうかがえます。
また、オフィスに対して「非常に満足」と回答した人の50.5%が、オフィスでの雑談によって「アイデアや解決策が出た」と回答。全体平均の2倍以上となり、雑談は単なる気分転換ではなく、業務に直結するポジティブな効果を生む機会でもあるといえます。

4.フリーアドレス導入率は30.2%、雑談頻度は固定席を下回る
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-00d82f153987e916e9228aa0370935c8-2000x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-1ba304cdb2ee7f4548831b54b0ebd0e3-2000x1151.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


座席形式に関して聞いたところ、固定席が59.4%、フリーアドレスが30.2%でした。座席形式ごとの雑談や偶発的な会話の頻度は、固定席が42.3%、フリーアドレスが21.3%と、フリーアドレスの雑談頻度は固定席の約半分となりました。
一方、「1日あたりの会議・打合せ以外の会話時間」の問いでは、「30分以上」と回答した割合は固定席が29.5%、フリーアドレスが43.1%となり、フリーアドレスでは会話の頻度は少ないものの、会話時間が長い傾向が見られました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-fd15e5561525166ff6a396ecadb02b86-2000x1150.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


5.半数以上が雑談疲れを経験、コミュニケーションと集中環境の両立が課題
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-2f2b6494bf6b1d6d7804c7f57740f386-2000x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「雑談が多いと『疲れる』『集中できない』と感じることはありますか?」という問いに対し、51.3%の人が「非常によくある」「ややある」と回答しました。この結果から、コミュニケーションを促進しつつ、集中できる環境の両立をいかに整えるかが、今後のオフィス環境づくりにおいて重要なポイントであると考えられます。

本調査の詳細な結果は下記よりダウンロードできます。
https://www.goodplace.co.jp/documents/download/?p=31&d=2434

■調査内容:オフィスとコミュニケーションに関する調査

調査期間:2025年8月12日(火)~8月15日(金)
調査対象: 20歳~59歳の首都圏4都県勤務の会社員884名
調査手法:インターネット調査
※調査結果の引用時のお願い
本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、以下のご対応をお願いいたします。
・出典:株式会社GOOD PLACE「オフィスとコミュニケーションに関する調査」(2025年) の記載
・コーポレートサイト:https://www.goodplace.co.jp/ の併記
※Webサイトでご紹介いただける場合は、上記URLへのリンク設置をお願いいたします。

■設計者コメント

株式会社GOOD PLACE ストラテジックデザイン部ストラテジックデザイン1課課長 堤 博章
今回の調査から見えてきたのは、出社の目的が単なる業務遂行ではなく、人と人との関係構築が得られる「リレーションシップ型」へとシフトしつつあるということです。特に注目すべきは、オフィス満足度と会話量とのあいだに一定の相関がある点です。
昨今、フリーアドレスやABWといった手法が注目を集めていますが、これらは決して導入すれば正解というものではありません。大切なのは、その企業が目指す働き方や組織文化に即した空間設計と運用のバランスにあると我々は考えています。
たとえば、エンジニアなど高い集中力が求められる職種が多い組織では、あえて固定席や集中スペースを多めに配置するという提案もします。一方で、会話の質や量を高めたいといったニーズに対しては、「偶発的な接点」を増やすレイアウト設計をするケースもあります。業務上のコミュニケーションと雑談的な会話、その両方の場をどう確保するかが、これからのオフィス設計に求められている視点だと感じています。
こうした考え方は、MillerKnoll社が提唱する「RBW(Relationship-Based Working)」というアプローチとも通じるものがあります。私たちはこれからも、単なる空間づくりにとどまらず、その企業らしさを体現するオフィスのあり方を模索し続けたいと考えています。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-73bb7a48d0a71ceadfbe584fc7536adc-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■関係性を育むオフィスづくりとは

GOOD PLACEでは、ソリューションPM※・設計・施工の三者からなるプロジェクトチームがオフィス構築のパートナーとして伴走することで、クライアントの現在のオフィスに関する課題を紐解きながら、より良い空間をご提案します。丁寧なヒアリング、必要に応じてファシリティデータの分析、インタビューやワークショップなどを基にクライアントへ最適な基本計画を策定したうえで、オフィス空間の設計をしていきます。設計に際してはシーンデザイン※を大切にしており、クライアントがオフィスで過ごす未来の姿を想像しながら空間を構築しています。プロジェクトキックオフ段階からソリューションPM、設計、施工担当者すべてが参画することで、一貫した品質の高いオフィスづくりが可能となり、従業員のエンゲージメントや企業ブランド向上に繋げます。

※ソリューションPM:GOOD PLACEが実践する、共創型の課題解決メソッド。プロジェクト専任のソリューションPMが窓口となり、クライアントの良き相談相手としてプロジェクト全体に伴走していきます。
※シーンデザイン:クライアントの企業活動に寄り添い、未来のユーザーの姿を想像したシーンデザインを実践することで、ソリューションとしての空間を提案しています。

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23149/80/23149-80-85b3a10c5907a8cd9b37bdc1efbe60f1-1000x221.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・オフィス構築事業 資料ダウンロードページ https://www.goodplace.co.jp/documents/download/?p=78&d=2231
・オフィス事例紹介ページ https://www.goodplace.co.jp/works/category/workplace/

■株式会社GOOD PLACEについて

GOOD PLACE(旧コスモスモア URL:https://www.goodplace.co.jp/)は、リクルートグループのリフォーム事業を担う会社として1990年に設立。その後、親会社のコスモスイニシア(東証スタンダード:8844)と共に2013年に大和ハウス工業(東証プライム:1925)のグループ企業となりました。「Make a GOOD PLACE」をブランドコンセプトに、オフィス構築事業やバックオフィス業務のアウトソーシング事業、リノベーションをはじめとする建築事業を展開し、働く場や集う場などさまざまな領域において、より良い場づくりを目指しています。2024年1月に株式会社コスモスモアから株式会社GOOD PLACEへ商号を変更いたしました。

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