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キングスユースマンスリーレポート2025年9月度

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琉球ゴールデンキングス


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 ユースチームの活動を伝える「マンスリーレポート」の9月号をお届けします。

 キングスU18はBリーグユースの強豪12チームがしのぎを削る「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」、香港で行われた国際大会「GOAT Lab International Rising Youth Invitational Tournament Hong Kong 2025」、部活動やクラブなどが垣根を超えて競い合う「U18日清食品ブロックリーグ2025」という三つの大会で試合があり、週末ごとにさまざまなカテゴリーのチームと対戦を重ねる充実した日々を送りました。勝ちと負けを繰り返しながら、自分たちの課題と成長を実感できる貴重な時間となりました。浜口炎ヘッドコーチ、#12桶谷都人選手に話を聞きました。

 キングスU15は、優勝チームが全国大会への出場権を勝ち取る「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」に、「キングスU15」、「キングスU15ACD」が出場しています。共にチームの課題と向き合い、試合を通して成長をしながら順調に勝ち上がっています。キングスU15で出場するポイントガードの與那嶺昊選手、キングスU15ACDをセンターとして引っ張る儀保裕聖選手にインタビューしました。

 ぜひ、ご一読ください。

■■キングスU18■■
 7月に浜口炎ヘッドコーチが就任して以来、良好なスペーシングを保ちながら、選手たちがコート上で状況判断をして自由な形で攻める「モーションオフェンス」の精度向上に取り組んでいるキングスU18。9月に行った全11試合を通して、現状の完成度を把握することができました。

 例えば、9月6日にあったELITE LEAGUEのレバンガ北海道U18戦では、個々の選手のレベルに大きな差はありませんでしたが、チームの連係の成熟度で相手に上回られ、58-76で敗れました。
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 一方、9月21日にあった日清食品ブロックリーグの県立佐賀北高校戦では3クォーターまで追い掛ける展開でしたが、4クォーターで一気に流れをつかみ、79-76で接戦をものにすることができました。アメリカ、オーストラリアという強豪国のチームと対戦した国際大会では、世界レベルのフィジカルと技術に苦戦しながらも、一丸となって追い上げる時間帯がある試合も多かったです。

 夏場は国民スポーツ大会やFIBAU16アジアカップなどに選手が招集され、9月に入ってからようやく、17人全員で練習できる機会が増えました。そのため、浜口ヘッドコーチは「ゲームをしながらチームを作っていく期間でした」と振り返ります。ある程度の自由の中でドリブルを最小限に抑え、人とボールが動きながらディフェンスを崩していくモーションオフェンス。「良い時間帯も増えてはいますが、思い通りに行かずに相手に上回れてしまうこともあります。ゲームごとで遂行力に差があり、試行錯誤している段階です」と現状を評価します。

 トライ&エラーを繰り返す中で存在感を増しているのが、最近はほとんどの試合でスターティング5に名を連ねている#12桶谷選手です。「チームのバランサーとしてより適切な状況判断をすること、コーナーや45度からキャッチ&3Pシュートを打つことが自分の役割だと思っています」と強い自覚を口にします。

 コート上での発言が多く、モーションオフェンスの中でスペーシングを保ったり、チームの中でアドバンテージがある部分を探したりする力に長けています。浜口ヘッドコーチも「彼はスペースが取れて、待つこともできる。バスケットのことをよく理解している選手です」と高く評価します。3Pシュートについても、9月27日、28日の両日に沖縄市体育館であった日清食品ブロックリーグの2試合で、合わせて7本を沈め、チームの大きな武器になっています。

 一方で、チームの課題について#12桶谷選手は「試合のスタートや第4クォーターで緩く入ってしまうところがあります。『相手が格上だ』と思い込み、自分たちの力を100%出し切れない試合もありました」とメンタル面のコントロールを挙げます。ターンオーバーが増えてリズムを崩すことがあるため、練習ではドリブル無しのゲームで状況判断を擦り合わせたりしています。
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 10月25日、26日の両日には、沖縄サントリーアリーナで行われるトップチームの群馬クレインサンダーズ戦の前座試合として、千葉ジェッツU18、宇都宮ブレックスU18とELITE LEAGUEの試合を行います。#12桶谷選手は「観客の方たちに『観に来て良かった』と思ってもらえる試合がしたいので、雰囲気作りを大事にして戦います。トップチームと同じ会場で試合ができることはすごくいい経験になります。強豪相手に連勝したいです」と意気込みを語りました。

 激戦続きの9月を経て、課題を抱えながらも、確かな手応えを手に前進を続けているキングスU18に引き続き応援をよろしくお願いいたします。

■■キングスU15■■
 キングスU15から2チームが出場している「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」は、9月27日、28日の両日に沖縄県内各地で試合を行い、3回戦までを終えました。

 Aチームで作る「キングスU15」は3回戦であげな中学校に快勝するなど好調を維持し、ポイントガードとして司令塔の一人を担う與那嶺昊選手は「大会前は少し雰囲気が重かったのですが、大会が始まって士気が上がってきました」と好感触を語ります。

 一方で、チームが掲げる「超高速バスケ」を実現するためには、高強度のディフェンスやリバウンドからの速い展開を仕掛けることが必要になりますが、その部分については「ディフェンスのヘルプの位置など細かい部分が徹底できていなくて、まだまだ速攻も少ないです。大会が進むに連れて伸ばしていきたいです」とさらなる向上を見据えています。

 個人としては「ドライブからの合わせやピック&ロールの後のパスが好きです」と語り、アシストを得意としています。3Pシュートも武器の一つです。自身の課題については「積極性が足りず、他の選手に合わせ過ぎてしまうところがあります」と自覚を語り、「ポイントガードとして、もっとゲームを支配する意識が必要だと感じています」と成長への意欲を口にしました。

 チームのエースガードを務める宮城昊河選手は同学年。良きライバルであり、学びの対象でもあると言います。ベンチから出るポイントガードとして「自分が出た時には、チームにエナジーを与えるプレーをしたいです」と役割を明確に見据えています。Jr.ウインターカップの予選会では「他チームを圧倒し、県予選を優勝したいです」と意気込みを語りました。
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 2年生を中心としたBチームで構成する「キングスU15ACD」はJr.ウインターカップの予選会を前に、9月13~15日に開かれた「2025年度沖縄県Bユース・クラブバスケットボール夏季大会」に出場しました。結果は3位となり、全国大会の「第14回U15クラブバスケットボールゲームス」への出場権を獲得することはできませんでした。

 身長185cmのセンターである儀保裕聖選手はリバウンドや高さを生かしたシュートを武器としていますが、Bユース・クラブ夏季大会ではなかなか持ち味を発揮できず、「チームを優勝に導けなかったことは悔しいです」と振り返ります。その上で「自分は攻守で低い位置にいて、全体の動きが見えるので、もっと声を出してリーダーシップを発揮できる選手になりたいです」と成長を誓います。

 Jr.ウインターカップの予選会では力のあるCoast to Coastに3回戦で54-45で競り勝つなど、徐々にチーム状態は上向きになっています。個人として、毎試合二桁得点を記録することを掲げるほか、チームとしても大きな目標があります。

 「反対側のトーナメントにいるAチームと一緒に勝ち上がって、決勝で試合をしたいです。そして、Aチームに勝てるようになることが目標です」
 選手同士、チーム同士が刺激を受け合いながら、日々成長を続けているキングスU15。全国の舞台に立つことを目標に一つひとつの試合に全力を傾ける選手たちに、ぜひご注目ください。

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