 
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56990/161/56990-161-0d304e4e2d8179103c7d1d14b51d24e9-1500x595.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2018年8月31日及び2019年4月25日付けで公表いたしましたフジクラグループ製品の一部における品質管理に関わる不適切な事案(以下「本事案」)において、お客様をはじめ関係する皆様方に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことについて、深くお詫び申し上げます。
フジクラグループは、外部の法律事務所による本事案に関する調査(以下「本件調査」)の結果等を踏まえ、確認された本事案152件(お客様99社)に係る事実関係や原因を深掘りした上で再発防止策を導入し、随時公表してまいりました。
また、これらと並行して、本事案の対象となるフジクラグループ製品(以下「対象製品」)についての安全性確認及びその結果について、お客様への説明を進めてまいりました。
今般、それらの対応が完了いたしましたので、本事案の再発防止策及び対象製品における安全性確認の進捗状況について、下記のとおり最終のご報告をいたします。
記
1. 再発防止策について
2019年4月25日付けで公表いたしました再発防止策に基づき、「ガバナンス改革」、「製造工程能力・検査能力の適切な把握及び顧客要求仕様の検証等」、「品質コンプライアンス意識の向上」に取り組んできた結果として、それぞれ期待される水準に達したものと考えております。
また、本件調査の開始以降、外部の法律事務所が策定したガイドラインに基づき、品質に関する点検・確認を定期的な業務と位置付け、実施しております。その中で確認された問題については、必要に応じて外部の法律事務所に意見を求めて対応しており、こうした問題の発見と対応を、業務プロセスとして定着させてまいりました。
これまでの再発防止策の進捗報告につきましては、本書末尾の「本事案に関する主な公表」をご参照ください。
2. 安全性確認の進捗について
対象製品については、お客様99社のうち、2020年7月時点で安全性確認が未了であった18社のお客様を対象に確認を進めていましたが、このうち17社のお客様で安全性確認が完了しております。
残る1社のお客様においては、対象製品の使用箇所の特定が困難等の理由で、安全性確認が完了したとの見解は得られませんでしたが、「対象となる製品の性能、健全性・安全性の確認について、最大限把握できる範囲で調査・検討した結果、当面は問題ない」との見解をいただいております。
以上により、現時点において安全性確認の作業は終了しております。
これまでの安全性確認の進捗につきましては、下表及び本書末尾の「本事案に関する主な公表」をご参照ください。
安全性確認の進捗状況(お客様99社の内訳)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/56990/table/161_1_c1167f0f043f0e5e14e12a507dd63675.jpg?v=202510310347 ]
A:対象となる製品の性能、健全性・安全性について、お客様による確認が完了した。
B:対象となる製品の性能、健全性・安全性について、お客様による確認が進行中ではあるが、当面は
問題ないとの見解をいただいた。
C:対象となる製品の納入実績があることをお客様に報告済み。
※:99社のうち1社のお客様につきましては、前記のとおり、対象となる製品の使用箇所の特定が困難
である等の理由により、その性能、健全性・安全性の確認が完了したとの見解は得られませんでし
たが、「対象となる製品の性能、健全性・安全性の確認について、最大限把握できる範囲で調査・
検討した結果、当面は問題ない」との見解をいただいております。
なお、外部の法律事務所が策定したガイドラインに基づく点検・確認作業を継続する中で、152件の本事案とは別に5件の品質不適切事例を新たに発見いたしました。これら5件(前記の安全確認の対象
99社に含まれないお客様1社を含む)は、いずれもお客様に報告し、製品の性能、健全性・安全性についてご確認いただきました。
3. 今後の取組等
フジクラグループは、今後も、電線・ケーブルなど社会インフラを支える製品・サービスを供給するという自覚の下、再び同様の品質不適切事案を発生させないよう、「ガバナンス改革」、「製造工程能力・検査能力の適切な把握及び顧客要求仕様の検証等」、「品質コンプライアンス意識の向上」、「組織風土や意識の改革」などの再発防止策に取り組んでまいります。
特にガバナンス改革では、検査工程の電子化や自動化など人為的な操作を排除するシステムの導入を推進し、お客様をはじめ関係する皆様方からの信頼回復及び向上に努めてまいります。引き続き、ご理解ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【本事案に関する主な公表】
「当社製品の一部における品質管理に関わる不適切事案についてのお詫びとお知らせ」
(2018年8月31日)
https://www.fujikura.co.jp/company/pdf/newsrelease20180831.pdf
「当社製品の一部における品質管理に関わる不適切事案に関する調査結果のご報告」
(2019年4月25日)
https://www.fujikura.co.jp/company/pdf/newsrelease20190425.pdf
「当社製品の一部における品質管理に関わる不適切事案に関する安全性確認及び再発防止策の進捗状況について」
(2019年10月31日)
https://www.fujikura.co.jp/company/pdf/newsrelease20191031_1.pdf
「当社製品の一部における品質管理に関わる不適切事案に関する安全性確認及び再発防止策の進捗状況について」
(2020年7月31日)
https://www.fujikura.co.jp/company/pdf/20200731_1.pdf
「当社製品の一部における品質管理に関わる不適切事案に関する再発防止策及び不適切製品の安全性確認の進捗状況について」
(2021年6月25日)
https://www.fujikura.co.jp/company/pdf/newsrelease20210625_1.pdf
 







































