「お父さんへ いつもじてんしゃのこぎかたおしえてくれてありがとう。」
8歳の息子が血の繋がらない父に送った、直筆の手紙。Xに投稿された、親子の心温まるエピソードが「不意に泣いちゃった」「幸せをありがとう」と反響を呼んでいます。
■ 手紙を受け取った父は「額縁に飾れ」
このほどXユーザーの「あかり」さんが投稿したのは、8歳の息子さんが国語の授業で父宛てに書いた手紙の写真。
「お父さんへ いつもじてんしゃのこぎかたおしえてくれてありがとう。じてんしゃこげるようになったよ。」
8歳児らしい一生懸命な鉛筆書きの手紙は、それを読んだお父さんが「額縁に飾れ」と嬉しさの滲むコメントをしたというあかりさんの投稿文も合わせて、大反響。19万件を超すいいねを集めました。
しかしこの話には続きがありました。あかりさんはその後自身の投稿を引用する形で、下記の文章を投稿したのです。
「息子は私の連れ子で旦那とは血は繋がってないけど旦那は愛情たっぷりと息子が3歳の頃から一緒に育ててくれました。このお手数は感謝を伝えようという国語の授業で書いたみたい。私じゃなくて選ばれたのは旦那でした」(一部省略)
その引用投稿も3.7万件を超すいいねを集め、血の繋がりを超えた父子の絆に多くの人が感動。「不意に泣いちゃった」「幸せをありがとう」「元ツイで感動したのに、さらにこの引用で涙」といったコメントが続々と寄せられています。
■ 息子さんは最初こそ警戒も……今では親子でもあり友達でもあるような関係
2人が一緒に暮らし始めたのは、息子さんが3歳のとき。あかりさんによれば息子さんは最初は少し警戒をしていたそう。しかし人見知りをする子にもかかわらず、初対面時から旦那さんに抱っこを要求。あかりさんを驚かせたとのことです。
それから約5年。2人について「旦那自身がヤンチャな子どものような性格なのもあり、父親でもあり友達のような関係性です」とあかりさん。また「きちんと叱る時はしっかりと叱ってくれています!」とも話します。
手紙の内容にあった自転車の練習については、散歩ついでに行うことが多かったそう。
お父さんは横やすぐ後ろに立ち、息子さんをしっかり見ながら指導。息子さんはときに泣き、ときに喜びながら、お父さんのもとで必死に練習。あかりさんの前には、そんな微笑ましい光景が広がっていたようです。
息子さんが、そんな練習の日々への喜びと感謝を手紙に書いたと伝えた際、お父さんは最初、自分宛てではなくあかりさんに向けたものだと勘違い。遅れて自分宛ての手紙だと気がつくと「ウソ!?」とびっくりしていたとのことです。
手紙を受け取った後のお父さんについてあかりさんは「ゆっくり読み大事そうにしてました」と話します。その後お父さんからお礼を言われた息子さんは、照れくさそうにしていたみたいです。
息子さんが手紙を書く相手として、お母さんではなくお父さんを選んだのは「自転車に乗れたことが本当に嬉しかったから」だそう。
「伝えたいことをまっすぐ伝える」そんな当たり前の関係が当たり前に成立しているということが、2人が親子であることの何よりの証明ではないでしょうか。
プチバズして通知が凄いので切りました😂息子は私の連れ子で旦那とは血は繋がってないけど旦那は愛情たっぷりと息子が3歳の頃から一緒に育ててくれました。このお手数は感謝を伝えようという国語の授業で書いたみたい。私じゃなくて選ばれたのは旦那でした🤣 https://t.co/tsbm2RPVl2
— あかり🦖🎀¨̮⃝ (@nc_6w) December 3, 2025
<記事化協力>
あかり さん(@nc_6w)
(ヨシクラミク)










































