虚構新聞が3日に報じた内容について、森永製菓が4日Twitterを通じ反論を掲載した。
虚構新聞が3日、報じた内容によると、来年4月から消費税率が現状5%から8%に引き上げられることを受け、お菓子業界では様々な価格調整を実施。そして、森永製菓の人気商品「ダース」(チョコレートが12個入ったお菓子)は来年4月から現状12個入りから11個入りに個数を減らすことを決めたと伝えている。
この報道について、4日12時47分に森永製菓は公式Twitterを通じ「虚構新聞社様の報道を受けて」というコメントを発表。コメントに付けられた画像には、ダースの表面に女性が書いたとおぼしき可愛らしい文字で
「ちなみに、11個入にはなりませんので(今のところ)御安心頂きたいのダース(*´_`)
いいこと、12コ。森永ダース」
と書かれている。
今回の件は、「虚構=嘘」ニュースを専門にあつかう、虚構新聞が報じた内容のため、森永はそれをジョークで反撃するという手法が用いられている。……文面を見るに、若干本気度が感じられるけど……。
まぁ、とにかく来年税率が引き上がってもダースはダースなだけに12個のまま。その点、ダースファンは当面安心してよさそうだ。
なお、この森永がコメントする際につかっている「~ダース」という表現。森永製菓Twitterによると「流行らせたい」としている。……流行するかな?
(注)虚構新聞とは……嘘しか報じないことをポリシーにしたジョークネット新聞です。ジョークセンスが秀逸なことから、過去「文化庁 メディア芸術祭」でエンターテインメント部門審査員推薦作品を受賞したこともあります。
参考・引用:
森永チョコレートTwitter『虚構新聞社様の報道を受けて』
虚構新聞『「ダース」11個、「きのこ」廃止… 消費増税、製菓業に痛手これ』