「ちょ、え、めっちゃやばいやん 地元の朝日町で女子中学生の死体が見つかったって… 四日市の女子中学生らしい… 手の震え止まらん。」
昨年8月に三重県朝日町の空き地で四日市市の女子中学生(当時15歳)が遺体で発見された事件で、3月2日、遺体発見現場の近くに住む18歳の少年が逮捕された。
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冒頭の文章は、犯人少年のものとされるTwitterアカウントからの引用。
この投稿は、遺体発見日の8月29日、それが大きく報道された直後に投稿されたものだ。
これ以外にも翌30日にかけ、事件と無関係としながらも、事件に対し強い関心を示しているようなツイートをいくつか残している。
―ちょ、え、めっちゃやばいやん 地元の朝日町で女子中学生の死体が見つかったって… 四日市の女子中学生らしい… 手の震え止まらん。(2013年8月29日)
―家に警察来とった( ;∀;) 事件の近くの家の人に聞いて回るらしいで(○_○)!!(2013年8月29日)
―家に日本テレビの記者来たがやー( ー̀дー́ )(2013年8月30日)
少年はこのツイートを投稿するつい5日前までの1カ月間、Twitterの更新を止めていた。
復活したのは、女子中学生が行方不明になる前日の8月24日、1カ月ぶりに投稿したのは、自身の言葉ではなく、他からのRT。ただそれだけ。
そして、女子中学生が行方不明になった、8月25日から事件を知らせた29日のツイートまで再び空白の期間があった。
この空白の間、少年が何を思い過ごしていたかは分からないが、発覚以降のTwitterを見る限り、かなりの動揺が見て取れる。
そして8月30日から再び1カ月の空白を経て、任意同行を求められる前日まで、普段通りツイートは続けられた。
少年のツイートを過去から更新がとまる3月1日まで全て目を通してみたが、第一印象は報道されるとおりの「普通の少年」。
ただ、投稿のほとんどは他ユーザーへの返答で、自身発信の意見はあまり見られなかった。
ネット上ではこうした人を「いい人」というのだろうが、18歳という少年にしては変に大人びた印象を受ける。まるで他人を意識し「いい人」を演じているような。
少年は1日に高校を卒業し、自動車整備工としての就職が決まっていたという。一見どこにでもいるそんな普通の少年が、何故こんな事件を起こしてしまったのか。
少年は現在、事件への関与は認めているが、反省の言葉はないという――。