2012年に第19回読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞に輝いた、三谷幸喜の傑作舞台「国民の映画」の再演が決定した。公演は2014年2月8日(土)からパルコ劇場で行われる。
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初演時は、2011年3月6日にプレビュー公演が始まり、本公演の幕を開けた直後に東日本大震災が発生。
震災翌日、各劇場が上演中止を決定するなか、三谷幸喜をはじめとするキャストスタッフの「こういう時だからこそ、劇場のあかりをともさなければならない」という熱い想いとともに公演を続行。
演劇に携わる者の「ショー・マスト・ゴー・オン」の信念と「演劇」のもつ「力」を再確認した作品と言われている。
本作は、激動の時代を懸命に生きた人々のある一夜の物語で、1940年代のドイツ・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ベッゲルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマ。
出演は2012年に本作で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた小日向文世をはじめ、段田安則、吉田羊、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、小林勝也、風間杜夫という豪華出演陣が再び顔を揃える。
そして、あらたに三谷作品初参加となる渡辺徹が空軍元帥ゲーリング役に、秋元才加が新進女優エルザ役として出演することが決定している。
なお、秋元さんはAKB48を卒業して本作が最初の舞台出演となる。この件について秋元さんは「AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れる様に精一杯努力していくつもりです!」と本作にかける意気込みをコメントしている。