渡辺航さんの漫画『弱虫ペダル』(秋田書店・週刊少年チャンピオン)を原作にした同名舞台の「インターハイ篇 The First Result」DVD購入者限定イベントが3月23日、東京都中央区銀座の銀座ブロッサム 銀座中央会館ホールで実施された。
【関連:『弱虫ペダル』舞台第4弾開幕!全公演チケット完売のためニコニコ配信決定!】
イベントには同月26日から大阪 シアターBRAVA!で公演予定の最新作・舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇The Second Orderにも出演しているキャスト12名と脚本・演出の西田シャトナーが登壇。そして、参加できなかった東堂役の玉城裕規さんのコメント映像が放映された。
その後は一般の方から募った質問をもとにトークが進行。作品中の好きなセリフや、バックステージでの裏話などが披露された。
あまりにもハードな動きのため、ステージからはけてきたキャストがそのまま倒れこみ、それをキャスト、スタッフが支えるなど、舞台上以外の部分での結束の強さが窺えるエピソードが飛び出した。
またメイキング映像でのエピソードとしては、バースデーサプライズで他のキャストのネームプレートを村田さんが食べてしまうなど、オフでの仲の良いエピソードも披露。
「もし自分が女性だったらどのキャラクターが好きか?」という質問には、圧倒的な支持で巻島役を演じる廣瀬さんが選ばれた。
-登壇者のコメント
■村井良大
この舞台は、不可能への挑戦から始まりました。ロードレースを舞台で表現するなんて、最初は絶対に無理だと思いました。稽古期間中も試行錯誤の連続で、その結果たくさんのお客様に支持してもらい、観てもらうことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そしてそんな作品の中で自分も演じられることが嬉しいですし、これからも挑戦し続けていきたいと思います。
■大山真志
1stのセリフの中では「行くぞ鳴子、気持ちで負けんなよ!」というところが好きです。鳴子に対するセリフではありますが、自分自身にも言い聞かせ、奮い立たせていました。この舞台は通常の舞台よりもきっかけが4~5倍くらいあり、相当難しい舞台でした。それでもキャスト・スタッフの団結力があったからこそ、細かいところにもこだわって作り上げることができました。ぜひDVDで何度も観て下さい。
■廣瀬智紀
「インターハイ篇 The First Result」からの出演で、舞台上での独特の動きがわからず、苦労しました。でもライバルの東堂役の玉ちゃん(玉城裕規)に教えてもらってわかるようになりました。不安とプレッシャーがありましたが、みんなに支えられて稽古が本当に楽しかったです。幸せを感じながら演じることができ、またその熱量を保ったまま大阪公演につなげていきたいです。
■太田基裕
キャスト、スタッフ、そしてお客様に支えられながら作り上げた舞台です。そんな強い想いがつまったかけがえのない作品です。DVDでしか見られない、気付けないポイントもたくさんありますので、ぜひ細かいところまで何度もご覧下さい。
■鳥越裕貴
自分が出演しているにもかかわらず、何度観てもこんなに面白い舞台、観たことない、と感じています。そんなわくわくするような作品に携わることができて嬉しいです。感謝の気持ちでいっぱいです。
■郷本直也
初演当時は自分が最年長だったが、「インターハイ篇 The First Result」から年上が入ってきて心にゆとりができた。みんなで作り上げた作品が他に代えがたいもので、こんな新しいステージに参加できることを誇りに思います。
■滝川英治
「インターハイ篇 The First Result」からの参加ですが、カンパニーに支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。それをセリフにもこめていて、舞台の上で皆さんに恩返しができればと思います。
■鈴木拡樹
原作にある福富が荒北へ言う「お前が進まないのは、お前が前を向いていないからだ」というセリフが心に響きました。チームがそろってこそライバルと戦える、そんな気持ちになりました。チーム一丸で頑張りますのでこれからも応援して下さい。
■宮﨑秋人
楽しいもの、面白いものが大好きな方々に支えていただいていると思います。僕らもみんなそうです。DVDをいっぱい観て、ぜひ友達にも勧めてあげて下さい。
■河原田巧也
現場のスタッフ、キャストが全員で作り上げた作品です。これまで観たことがない舞台、ペダステがもっとたくさんの方々に浸透してもらえれば嬉しいです。
■植田圭輔
皆さんに愛されているこの作品は、スタッフも、ぼくらもみんな愛しています。自転車の音など、実際のロードレーサーの音を録音したり、細かいところまで表現されているので、そこにも注目して下さい。
■村田 充
いいカンパニーに恵まれて、いい作品に出合えて、改めて役者をやっていてよかったと感じることができました。キャラクター的にも作品的にも、原作を超えるものをさらに作り上げていきたいです。
■西田シャトナー(演出家)
当初舞台化が難しいと言われていたにもかかわらず舞台化という夢がかない、そこから支持していただき、ここまで続けることができて本当に幸せです。続いていく限り頑張りたいと思います。
【登壇者】村井良大、大山真志、廣瀬智紀、太田基裕、鳥越裕貴、郷本直也、滝川英治、鈴木拡樹、宮﨑秋人、河原田巧也、植田圭輔、村田 充、西田シャトナー(演出家)
(c) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008
(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラスAQL、ディー・バイ・エル・クリエイション、イープラス