大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」が、King & Princeの永瀬廉さんを主演に迎え、実写映画化されることが決定。2020年8月14日に公開されます。さらに、ライバル・今泉俊輔役を伊藤健太郎さんが、マネージャー・寒咲幹役を橋本環奈さんが演じることも発表されました。
「弱虫ペダル」(原作:渡辺航)は、2008年に週刊少年チャンピオンで連載が開始された大人気スポーツ青春漫画です。現在までに64巻が発売され、コミック累計は2500万部を突破しています。
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていきます。
そんな小野田坂道を演じるのは、King & Princeの永瀬廉さん。2019年は映画「うちの執事が言うことには」や、ドラマ「FLY!BOYS,FLY!僕たちCAはじめました」に初主演。グループとしては2回目のNHK紅白歌合戦に出場するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですが、ロードバイクや超人気コミックスの実写映画主演ともに初挑戦になります。
永瀬さんは、2019年12月から、帝国劇場「JOHNNYS’ IsLAND」の公演や年末の歌番組の合間を縫って、自転車練習をスタート。2回目の練習では先生の指導の下、40km近くを出し、3回目の練習では山道を全力疾走するなど気合い十分だったとのことです。
「まさか自分が実写映画で坂道くんを演じるとは思っていませんでしたが、すっかり原作とアニメにハマり、気づくと朝になっている日々が続いています」と話す永瀬さん。「時間を忘れさせるくらい面白い、素晴らしい作品に出演できてとても光栄です!」と、喜んでいる様子。
「1つの競技に一生懸命になっている選手たちは、キラキラしていて本当にかっこいいんです!その魅力を映画でも伝えて、時間を忘れさせるような作品にしたいと思います」と意気込みを語ると、「僕も弱虫にならないように、自転車練習を頑張ってますので、是非この夏を楽しみにしていてください」と、ファンにメッセージを送りました。
坂道の良きライバル・今泉俊輔役を演じる伊藤健太郎さんは、ドラマ「今日から俺は!!」でブレイクし、2020年はドラマ「教場」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演するなど、2020年注目の若手俳優の一人。永瀬さんと同じく、2019年12月から練習を始めています。
「漫画やアニメなどでとても人気のある作品に出させていただける事がとても嬉しいです」と喜びを語る伊藤さん。「原作を飛び越えた実写ができればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」と力強くコメントしました。
2019年は映画「十二人の死にたい子どもたち」や「キングダム」、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」や「午前0時、キスしに来てよ」など、4本の映画に出演。もはや説明不要の若手人気NO.1女優・橋本環奈さん。
今作では、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹を演じますが、今回の話を受ける前から原作を読んでいたとのこと。「学生時代のこれぞ青春!というような瑞々しさ溢れる物語で、こぼしたくない一瞬一瞬を繊細に丁寧に描かれていて、それに加え自転車レースという題材からも重要な要素となるスピード感溢れる絵がとても大好きです!」と、原作の感想を述べています。
そして、「その作品の中で私はこの部をなにかと支える自転車オタクの役をやらせて頂きます。実写化されるにあたって、この魅力あるヒロインとして参加出来る事を今からとても楽しみにしています」話していました。
原作者の渡辺航さんも、「坂道の自転車との出会い、友達との出会い、新しい自分との出会いの物語です。ボクも楽しみにしています!!」と話す、実写映画「弱虫ペダル」は8月14日公開。2020年夏、東京五輪で熱くなっているであろう日本で、熱い青春ストーリーを見るのも良いかもしれませんね。
(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
情報提供:松竹株式会社
(佐藤圭亮)