現在公開中の実写映画『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』と、警視庁の最強萌えキャラ『テワタサナイーヌ』のコラボレーションの可能性が浮上している。
パトレイバーについては今更詳しく紹介するまでもないが、『テワタサナイーヌ』とは、警視庁犯罪抑止対策本部が展開する「母さん助けて詐欺」の対策啓蒙キャラクターのこと。
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顔は獣なのに一応萌えキャラ。そして体は人間の体という摩訶不思議な組み合わせに、以前からネットで話題になることが多く、つい先日にはクリエイティブ・コモンズ適用されたことが複数ネットニュースで取り上げられるなど、とかく今最も注目を集めているキャラクターなのだ。
普段テワタサナイーヌは、警視庁犯罪抑止対策本部のTwitter(@MPD_yokushi)に登場することが多い。5月16日投稿されたツイートでは約1ヶ月半ぶりに登場。
前回登場した時には、頭の着ぐるみだけだったので、きちんとかぶった状態という意味では、今年2月以来の約3ヶ月ぶりということになる。(それも過去のTwitter画面のスクリーンショットなのでカウントしていいかどうかは微妙だが。)
さて、そのテワタサナイーヌ。警視庁犯罪抑止対策本部が5月16日に投稿したツイートで久しぶりに元気な顔を見せてくれたわけだが……。
というか、ちゃんとかぶった状態を見せてくれたわけだが、その際乗っていた車両にご注目いただきたい。
これが一部のパトレイバーマニアの間で、警視庁の本物の車両ではなく「映画に登場した98式イングラムの専用トレーラーではないか?」と噂になっているのだ。
確認のため、知人のパトレイバーマニアに写真の解析を依頼してみた。すると、投稿されている写真2枚共に、類似点が多く見つかったそうだ。
特徴的な箇所は以下
【1枚目写真】
1:運転席側「警視庁」の「警」の印字位置が一致
2:上部につけられたランプの細かい凹凸などが一致
【2枚目の写真】
3:車両フロントにあるロゴ。映画版ではベンツのロゴがついている位置に、ベンツのロゴの円と外側の円の2重円が確認できる
4:ワイパー下にある取っ手とおぼしきものの凹凸全て一致
5:撮影場所、背後の鉄骨の太さ・壁の質感が公式HPで公開される「ヴァーチャル二課棟セット」に一致
その他細かい点を上げるときりが無いので省略するが、特徴的なものだけでも5点もあることが分かった。
それらを考えると、テワタサナイーヌが乗車した車両は、実写映画パトレイバーのトレーラーという確信が更に高まる。っていうか、これに最初に気づいたマニアの方は本当にすごい!
念のため、警視庁にTEL及びFAXにて取材を申し込んだところ、「大変申し訳ありませんが今はお答えできません」との回答。しかし!「警視庁はベンツのトレーラーを所有していますか?」という質問に対しては、明確な回答をいただいた「ありません」。
写真の車のメーカーがベンツとはまだ断定できないが、警視庁にはそんなトレーラーはないにも関わらず、外観ほぼ一致する写真があるということは……マニアを喜ばせる何らかの発表が近日あるのかも?しれない。
参考・引用:
警視庁犯罪抑止対策本部Twitter(@MPD_yokushi)
『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』HP