警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)が、ホットケーキミックスを使用した「蒸さない蒸しパン」を紹介していました。
「災害時にも活用できる高密度ポリエチレン袋」を使ったレシピだそうです。ホットケーキミックスを普段から常備している人にはぴったりなレシピ。今回は家に常備しているものだけで作ってみました。
■ 材料
・ホットケーキミックス 200g
・牛乳 200cc
・ポリ袋 1枚
袋は熱湯ボイルに耐えられるポリエチレン袋を使用します。警視庁警備部災害対策課が投稿しているレシピでは、野菜ジュース、コーン入りで紹介されていますが、どちらも無かったため今回は牛乳で代用。
プレーン蒸しパンを作ってみます。
1.ポリ袋に材料を入れてよく混ぜる
ポリ袋にホットケーキミックスと牛乳を入れて揉みます。この時、ダマにならないようによく混ぜるのがポイントとのこと。
2.口を輪ゴムで縛り10分湯せん
ダマがなくなるまで混ぜたら、できるだけ空気を抜いて袋の口を輪ゴムで閉じ、袋全体が浸かる程度の水をはった鍋に入れ、蓋をして煮立たせ10分湯せんします。途中袋が鍋に触れないように注意が必要です。
袋が鍋に触れない対策として、ざるを鍋に入れてその中に袋を入れる方法が紹介されていたので実践。これまで袋を使用する際には、割り箸で上から吊っていたため面倒に感じていましたが、これならざるを入れるだけなので簡単です。
4.火を止めて10分蒸らしたら完成
火を止めて蓋をしたまま約10分間蒸らしたら完成。蓋をあけると、ホットケーキの甘い匂いが……。
袋から取り出すと、まごうことなき蒸しパンが出来上がっています。こんなに簡単にふわふわの蒸しパンが作れるとは……少し感動してしまいました。
■ 洗い物も少なく災害時にもおすすめ
見た目も味も蒸しパンそのもので、子どもたちにも好評。少し甘さがもの足りなかったので、家に常備してある小分けのはちみつをかけて味変を楽しみました。
調理に使ったのは、鍋とざるとポリ袋のみ。調理器具を洗う必要がないのは、主婦にとっても災害食としても魅力です。また、今回は野菜ジュースの代わりに牛乳を使用しましたが、他にオレンジジュースやりんごジュース、水などでも代用できそうです。
家にホットケーキミックスがある人は、一度作ってみてはいかがでしょうか?
災害時にも活用できる高密度ポリエチレン袋を使って、賞味期限が近い野菜ジュースとホットケーキミックスで蒸しパンを作ってみました。作り方は写真のとおりで、野菜ジュースの甘い香りと風味が良くて、2歳半の娘もご満悦☺ローリングストックした食糧品の消費方法としてもおすすめです。 pic.twitter.com/rdIPveapDx
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 8, 2024
<参考>
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)
(一柳ひとみ)