北九州市とあるあるCityとがタイアップしたポップカルチャーの一大イベント『北九州ポップカルチャーフェスティバル2014+あるあるフェスタ2014』(以下、同イベント)が12月6日・7日に開催される。
同イベントでは、声優のミニライブや、ゲームの体験会、カード大会にアニソン大会、そしてコスプレ祭りなどが予定されている訳だが、その公式サイトの記載内容をめぐり騒動が起きている。

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『スタジオライラック』の公式Twitter

 ことの発端は、福岡市でコスプレイヤー向けのマンションスタジオを運営する『スタジオライラック』(以下:ライラック)の公式Twitter(@studiolilac)の11月9日1時の投稿。投稿によると、ライラックのアドレスが同イベントの問合せ先に無断で使用されているという。

 調べてみたところ確かにライラックの表記が含まれるアドレスが、西日本総合展示場で開催される『コスプレ祭り』の問合せ先に指定されている。さらに「お問合せ ライラック」とアドレスとともにスタジオ名もはっきりと明記されている。

コスプレ祭りのページ コスプレ祭りのページ

 なお、『コスプレ祭り』の関連サイトについては『楽装』というコスプレ団体のものが案内されており、コスプレイベントに関してはこの団体が運営するものと思われる。

 今回なぜこうした事になったかは分からないが、記事執筆時点(11月9日12時)において、サイト上の問合せ先はライラックのアドレスのまま。
まずライラックに電話取材で話を聞いたところ「本当に全く無関係であり、念のため先方公式サイトに掲載されているアドレス宛てにメールを送ってみたところ、自分のところにやはり届く」とかなり困惑していた。また、担当者が知らないだけで他スタッフが実は承諾していることはないかと質問してみたところ「それも絶対ない ごく少数でやっているので把握できている」という回答。とにかく今回の事態にかなり困り果てているようだった。

『スタジオライラック』の公式Twitter

 そして同イベントの広報窓口に電話取材で問合せてみたところ、広報やウェブ担当は不在ということなので、電話に出た人物に事情を説明してみた。すると記者からの連絡で事態を初めて把握したという。これから状況の確認を行い対応するそうだ。

【追記】
 11月9日15時頃サイト上の表記が修正されたようです。ライラックがTwitterで発表した内容によると、同イベント主催側と連絡をとることができ「コスプレイベントの会社名とスタジオ名が似ていて記載の間違いがあったと」説明されたそうです。(今回誤ってアドレスを掲載されてしまったのが『スタジオライラック』、本来の問合せ先であるコスプレ団体『楽装』の運営会社が『株式会社ライラック』)

 ただし、問合せ先のこれまでの誤りについては同イベントから何ら発表・記載はなく、誤ったアドレスに問合せをした人達に対し、今後どう対応していくか発表が待たれます。(11月9日15時半追記)

コスプレ祭りのページ修正後