スクウェアと合併前だったエニックス当時の1986年に初代ドラゴンクエストが発売されて以来、そのシリーズは現在も多くのファンから愛されています。
そんなドラクエも今年で発売30周年。それを記念して、様々なイベントが催されています。
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その中のひとつである「ドラゴンクエストミュージアム 展示作品コンテスト」では、テーマに沿ってドラゴンクエストXのゲーム内で撮影された貴重なワンショットの中から金賞を選ぶというものですが、このコンテストの第II回「冒険者たちの夏休み」で見事金賞を受賞し頂点に輝いたへいぞうさんことでぃーきゅーさん(@dqironbat)が綿棒でつくった“りゅうおう”の戦闘シーンが話題になっています。
綿棒で作られたりゅうおうですが、話題になってすぐに画像を開いたところ「ん? どのあたりが綿棒なの?」と一瞬本物のゲーム画面かと見間違えたほど超リアル。実はよく見てみると、綿棒1本1本を1ドットに見立てて着色した立体作品だったんです。
使用した綿棒の数は実に15,000本以上にもなるそうで、これに感動したTwitterユーザーらに15,000以上もリツイートされています。
「ゆうしゃ」のステータス部分に書かれたレベル30、HP61、MP5、G27、E1986というのは初代ドラゴンクエストの発売日である30年前の昭和61年5月27日、1986年を表現していると遊び心もにくい演出ですよね!
ドラクエシリーズは、特にスライムはその存在を知らない人はいないほどメジャーです。巨匠・鳥山明先生が描くキャラデザインは今後も色褪せることなく、こうやって綿棒ドットで描かれてもその魅力的なフォルムを際立たせていることが再確認できた作品でした。
(文:大路実歩子)