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話題の「宇治抹茶カレー」、食べてみたら想像以上に味が抹茶でビックリ

今から二年ほど前、京都の老舗お茶屋さん「伊藤久右衛門」が「宇治抹茶カレー」なる緑のカレーを発売し、話題になったのを覚えているでしょうか。

SNSを中心に爆発的に注目され、見た目のインパクトもあって「食べてみたい!」という人が急増。そこからしばらく話題は落ち着いていたものの、このところ静岡のSAなどでも取り扱いがされているらしく、初めて見た人達から「なんぞこれwwww」「食べてみたいけどちょっと怖い」という声がネットにあるのを目にしました。そういえば……と思い出し、早速ネット通販で購入して試食してみましたよ!

  • 【関連:見た目毒々しいスライムカレーに緑色が仲間入り!→たべる?】

    宇治抹茶カレーパッケージ

    ■一瞬躊躇う緑色

    パッケージを見た瞬間「面白そう!」とは思うものの、緑のカレーということで同時にちょっとだけ躊躇うものを感じました……。そうだよね、ここまでの緑色はカレーの色じゃないもの。でも躊躇う気持ちを抑えて、説明に従って中のパックをレンジで2分。

    パッケージ裏

    温め終わったら用意していた白米の上にのせていきます。レトルトパックの封をあけた瞬間漂うスパイス臭。ここはあまり抹茶っぽくなく一安心。

    そしてカレー自体はパッケージそのまんまの緑。完全一致!まるで抹茶をご飯にかけているように見えます。香りは開けたままでカレー。ほうれん草カレーの色が鮮やか版と申しましょうか、そういう見た目です。

    とりあえず香りに誘われるままいざ実食!

    宇治抹茶カレー

    ■これは……抹茶だ……

    一口ぱくっと口に入れた瞬間……「あ、これ抹茶だ」と分かるぐらい抹茶の味がします。香りがカレーなのに抹茶の味が先に来るので、一瞬ビックリしました。私の想像だと抹茶1割、カレー9割ぐらいの味かと思いきや、抹茶5割、カレー5割と平等な味がします。

    一口で抹茶の味が分かる

    そして後から来るわずかな苦み。なんて言うか、隠し味にインスタントコーヒーを入れたカレーにも似ています。また苦みのあとにはしばらくして抹茶の渋みも感じます。
    カレーのスパイス、抹茶のまろやかさ、後から追いかける苦みと渋み。なんだこれ!生まれてこの方カレーとしては食べたことがない味です。

    美味しいか美味しくないかの評価についてですが、ものすごく判断が難しいところ。編集部で一口ずつわけあってみたところ、「これは評価が難しい」「んんん」「ありっちゃあり」「ビックリはするねこれ」「やっちまったな…」「米よりナンに合いそう」と意見は様々。

    ただ、食べた瞬間誰でも驚くとは思うので、珍しいお土産としては絶対喜ばれるかと思います。ネット通販では1つ500円ほどで販売されていますので「ちょっと変わったカレー食べてみたいな」という方にはオススメ。ただ味は上記の通りかなり評価が分かれると思うので、その点だけ覚悟して食べてみてくださいね。

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