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セブンの『シェアして食べるプチシュー』が素数の謎に迫ってみた

 セブン-イレブンが販売している『シェアして食べるプチシュー』。一口で食べられる大きさと、値段の手ごろさで、筆者も会社勤めをしていた時には、お昼休みにみんなで食べるため、よく購入していました。

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     そんな『シェアして食べるプチシュー』が先日Twitter上で7万9千回もRTされるほど大注目となっていました。発端はTwitterユーザー・ハヤシさん(@hayashi_lanturn)の鋭い突っ込み。プチシューのパッケージ画像とともにこんな叫びが投稿されています。

    「だからなんでシェアする前提なのに素数なんだよお前は!!!!!!!!!!!!!!」

     確かに……。プチシューのパッケージを見てみると、中身は11個。本当に素数になっています。

     ということで、セブンイレブンの広報さんに質問してみましたよ! 担当の方もこの話題をご存知だったようで「ネットで噂になっている例の件ですよね」との反応。ならば話が早いと早速本題に。

    ■コンセプトは均等に分け合うのではなくあくまでも団らんのため

     実はこのスイーツ、ひとつ、ふたつとお皿に分けていれることを前提に作られているわけではなく、テーブルの真ん中に置いてみんなでおしゃべりをしながら摘まむことを考えて作られたのだそうです。

     確かにかつての私も「200円ほどの価格でみんなが食べられるおやつがある」という感覚で購入していました。昼休みにはパッケージから完全に出してその容器ごと置けば、今日の上司の様子やお客さんの話をしつつ、いつの間にか中は全部なくなっていたものです。もしも余った時には交代でお昼休みに入る次の人のために、付箋紙で「食べてね」って書いて箱に貼って置いておくなんてことをしていました。気が付けば、セブン-イレブンさんのコンセプト通りのことをしていたんですね。

     「担当も数について深く考えていなかったので、今回のことで驚いています」と広報担当者。お忙しい中突拍子もない問いかけに答えていただきありがとうございました。

    『シェアして食べるプチシュー』 / 編集部撮影

    ・話題元:ハヤシさん(@hayashi_lanturn)
    ・取材協力:セブン-イレブン
    ・写真:編集部にて撮影

    (天汐香弓)

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