海外で爆発的に流行中である『ハンドスピナー』ってご存知ですか?英語では「Fidget Spinner」と呼ばれています。
1993年に、重症筋無力症という筋力低下や易疲労性が現れる自己免疫疾患の子向けに筋力をあまり使わないでも楽しめるおもちゃとして作られましたが、自閉症やADHDの子にも気持ちを落ち着かせる効果があるとして活用されています。それが2016年に特許が切れたのをきっかけに爆発的に海外でヒット。さらに、このところ海外での急な人気をうけ日本でも流行の兆しをみせています。
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ハンドスピナーは指で回転させて遊ぶだけのシンプルな玩具です。2枚羽、3枚羽のものがメジャーですが、デザイン性が高い複数の羽を持つものもあります。
内部に軸を支えるベアリングが含まれているために、バランス良く長い時間羽が回ります。性能が高いものだと10分弱は回転し続けますが、今回購入した1000円前後のものでも完全に回転が止まるまで1分40秒ほどかかりました。
▼テスト動画(https://youtu.be/WR0KQsLJzHA)
ハンドスピナーの魅力はスムーズに連続する滑らかな動作が延々と続く点です。同じ動作を繰り返す癖がある人や、何かをいじっていないとソワソワしてしょうがないという人に人気があるそうですが、そうでなくても回転する様子を眺めたり、2本の指で挟んで回す際のわずかな重さ、「シャー」という静かな回転音など、ちょっと癒されるかもしれません。
筆者も気づいたら、ネットサーフィンしながらグルグルグルグル回していました。ただ羽が回転しているだけなんですが、指先にわずかに伝わる振動と遠心力による重さがなんだか安心します。
ストレスが溜まっている人や、連続した動作をずっと眺めていたい人にはゲットしてみるといいかもしれませんよ。ただし、勤務中や授業中に使うと怒られちゃう可能性があるため、あくまでプライベートの時間に使用してくださいね。
・画像/動画:編集部撮影
(大路実歩子)