郷里の宮城県で「拝み屋」を営む異色の作家・郷内心瞳の「拝み屋怪談」(角川ホラー文庫刊)が、「仮面ライダーアマゾンズ」に主演しブレイクした藤田富主演で初めて実写ドラマ化されます。

 株式会社NTTぷららと株式会社KADOKAWAが、映像コンテンツの共同制作プロジェクト第一弾として制作するもので、「拝み屋怪談」は、KADOKAWAが2013年に開催した「第5回『幽』怪談実話コンテスト」で大賞を受賞した作品。

 本作での「拝み屋」の定義は、依頼人から日々持ちこまれる奇怪な相談を拝んで始末し、後に怪談として仕立てることで供養する仕事。郷内が仕事で知り得た怖い話を書いた物語は、そのリアルさが評判となり、ホラーファンから高い評価をうけています。シリーズは「拝み屋郷内 怪談始末」「拝み屋郷内 花嫁の家」「拝み屋怪談 逆さ稲荷」「拝み屋怪談 禁忌を書く」「拝み屋怪談 来たるべき災禍」、6月15日に発売されたばかりの新刊「拝み屋怪談 鬼戸の岩戸」があり、7月24日にシリーズ1作目の「怪談始末」を改題した「拝み屋怪談 怪談始末」が発売予定。

 主演の藤田が演じるのは、物語の語り部的な役割を担う、作者・郷内心瞳役。脚本は「小中理論」と呼ばれる表現手法で知られ、ジャパニーズ・ホラー界に多大なる影響を与えた小中千昭が手がけ、監督は、小中千昭とタッグを組んだ実績のある清水厚と、テレビドラマ「怪談新耳袋 百物語」、映画「劇場版 稲川怪談 かたりべ」の大畑創が担当します。

 今回のドラマ化をうけ、作者の郷内は「怪談実話がドラマシリーズとして映像化されること自体、極めて珍しいことなので大変驚いています」「私という人物を、仮面ライダー俳優でイケメンの藤田富さんに演じていただけるということにひたすら恐縮しております」とコメントしています。

 そして主演をつとめる藤田は、「仮面ライダーアマゾンズの主演の次に、こんなにも早く主演作品ができることに驚いております」と立て続けの主演決定に驚いたことを明かし、「怪異に悩まされる人の心に寄り添う存在を目指し、この夏観てくださる視聴者の皆さんが少しでも”ひやっ”として快適な夏を過ごせるように、全力で演じていきたいと思います」と作品への抱負を語っています。

 本ドラマは、NTTぷららが運営する映像配信サービス「ひかりTV」のビデオサービスにおいて2018年8月11日(土)より4K画質で配信。さらに、テレビサービスでも2018年9月8日(土)より提供が行われます。

 また、NTT ぷららが運営する総合エンターテインメントチャンネル「ひかりTVチャンネル+」においてもHD画質で同日より配信。「ひかりTVチャンネル+」は株式会社NTTドコモが提供する配信サービス「dTVチャンネル」で視聴できます。

(C)2018「拝み屋怪談」製作委員会
情報提供:株式会社NTTぷらら