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クボタの「米にラブコメ描いてみた」WEB動画が1日で再生100万回突破

 株式会社クボタが「クボタ LOVE 米プロジェクト」として、小学館と人気ロックバンド「キュウソネコカミ」とコラボしたWEB動画「クボタ LOVE 米プロジェクト 特別映像『米米米米』」を2018年11月2日にYouTubeで公開。わずか1日で再生回数が100万回(記事執筆時は160万回)を突破したことを記念し、11月9日より動画の撮影に使用した「小学館の人気ラブコメ作品」が描かれた米粒を“サンキュー”ということで合計39名にプレゼントするキャンペーンを実施すると発表しました。

  •  11月2日にYouTubeに公開された「クボタ LOVE 米プロジェクト 特別映像『米米米米』」は、キュウソネコカミの書き下ろし曲「米米米米(べいまいべいべー)」にのせて、小学館のまんが雑誌に掲載された名作ラブコメ5作品から抜粋した計137のシーンを微細切削加工技術によって幅5ミリほどの米粒に描いたものをコマ撮りしたアニメーション。『アフロ田中』シリーズ(作:のりつけ雅春)、『うる星やつら』(作:高橋留美子)、『からかい上手の高木さん』(作:山本崇一朗)、『ツルモク独身寮』(作:窪之内英策)、『ハヤテのごとく!』(作:畑健二郎)の人気キャラクターがお米への愛を語る“コメ撮りアニメ”となっています。










     そのラブコメ名シーンの間には「『青天の霹靂』や『森のくまさん』、『ほほほの穂』という名前のお米が存在する」(『青天の霹靂』は青森県、『森のくまさん』は熊本県、『ほほほの穂』は石川県でそれぞれ育成・作付けされているブランド米品種。ちなみに熊本県には『くまさんの力』という品種もある)や、「お米の品種は800以上」といったお米に関するトリビアも挿入されています。

     この動画の制作にあたっては、細さがわずか20ミクロン(髪の毛の太さが平均約80ミクロン)という刃を使用して切削しました。絶えず微調整を繰り返しながら1粒あたり5~6時間もの時間をかけての作業となったそうです。


     こうして出来上がった「ラブコメ米粒」を、ひとつひとつセットして顕微鏡撮影。微細すぎて肉眼ではどのカットに使われるものなのか確認できないので、順番通りに並べる作業も大変だったようです。聞いているだけで気が遠くなりますね。


     こうして完成した映像のラストカットは、5作品のキャラクターとキュウソネコカミのマスコットキャラクター「ネズミくん」が集まり、おにぎりを食べているイラスト。背景にはクボタのトラクターもしっかり入り込んでいます。

     こうして出来上がった「クボタ LOVE 米プロジェクト 特別映像『米米米米』」、クボタの公式YouTubeチャンネルで11月2日に公開されたところ、わずか1日で再生回数が100万回を突破。クボタはこの大ヒットに感謝し、「クボタ LOVE 米プロジェクト 特別映像『米米米米』」に登場する小学館発行の人気ラブコメ5作品の名シーンが描かれた米粒「LOVE米」を抽選で合計39(サンキュー)粒を39名にプレゼントする「“LOVE 米”プレゼントキャンペーン」を11月9日15時から開始します。参加方法はTwitterの「ライスタグラム by クボタ」アカウント(@riceta_kubota)をフォロー。そしてこのアカウント上で投稿される「LOVE 米」のうち、プレゼント希望の投稿をリツイート(公式リツイート)。当選者には2018年11月中旬から下旬予定で「“LOVE 米”プレゼントキャンペーン」事務局よりダイレクトメッセージ(DM)で通知されます。

     筆者の個人的感想としては、小学館発行の歴代まんが作品で最もお米好きのキャラクターといえば、『究極超人あ~る』(作:ゆうきまさみ)のR・田中一郎(ご飯を唯一のエネルギー源にするアンドロイド)が真っ先に思い浮かぶのですが、あれはラブコメ作品でなかった(学園文化部コメディ)のが惜しいところ。それでも幅5ミリほどの米粒に描かれた名シーン、鑑賞するには顕微鏡が必須ですが、この世に“2粒”とない貴重品です。

    ※初出時「“LOVE 米”プレゼントキャンペーン」の開始日を11月7日としておりましたが、正しくは9日です。訂正しお詫び申し上げます。

    (c)窪之内英策/小学館 (c)高橋留美子/小学館 (c)のりつけ雅春/小学館 (c)畑健二郎/小学館 (c)山本崇一朗/小学館
    情報提供:株式会社クボタ

    (咲村珠樹)

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