直営業から端を発した吉本興業のお家騒動が、連日メディアを賑わわせています。そんな中、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、過熱した一部のマスコミの信じられない行動に、Twitterで「嘆願」して配慮を呼びかけました。

 淳さんの相方でもある田村亮さんと雨上がり決死隊の宮迫博之さんによる衝撃の謝罪会見や、吉本興業の岡本社長によるダラダラ会見、さらには加藤浩次さんの「辞めます」発言などで、世間からの注目度もますます上がっている今回の一件。

 そんな中で、過熱する一部のマスコミが起こした信じられない行動に、淳さんが7月24日、Twitterで「嘆願」と題し、家族への配慮を求めました。

 淳さんは、「相方の亮に対しての取材が過熱して、僕の自宅に『直』で取材に来てる人たちへ……」と、自宅へ取材に来るマスコミに呼びかけ、「僕への取材は『直』ではなく、事務所を通してもらえないでしょうか?」とお願いしました。

 「直」営業について糾弾しているマスコミが、淳さんに「直」取材をすることに、どこか違和感を覚えますが、さらに信じられない行動が……。

 淳さんは、「僕がいない自宅のインターフォンを30回も連続で鳴らされてしまうと家族も恐怖を感じます」とツイート。筆者は、このツイートを見た時、開いた口が塞がりませんでした。

 淳さんの自宅には、奥さんと2016年10月に誕生した娘さんが暮らしています。それは取材するマスコミも把握しているはず。にもかかわらず、自宅のインターフォンを30回連続で鳴らす……。

 常軌を逸していて、とても正気の沙汰とは思えません。昨今、報道するマスコミの現地での行動が問題視されている中、なぜこのような行動が取れるのか理解に苦しみます。

 こういった行動が表に出るたびに、世間からは「マスゴミ」と一括りに非難されますが、これはほんの一部の人たちだということも理解してほしいと思っています。

 筆者が芸能系のイベントや会見に行くようになったのは、ここ最近ですが、その前はたしかに偏見もありました。しかし、実際に行くようになって分かったのは、口の悪い人やマナーを守らない人もいますが、ほとんどは良識のある人たちだということ。

 この吉本のお家騒動はまだ収束の気配が見られませんが、今回のように今後、当事者以外の人が迷惑をこうむることがないことを切に願います。

<出典・引用>
田村淳さん(@atsushilonboo)
※画像は田村淳さん公式Twitter(@atsushilonboo)のスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)