アメリカのユナイテッド航空は2019年10月25日(現地時間)、12月に公開予定の映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」に協賛し、特別塗装機を就航させるなどのキャンペーンを発表しました。特設サイトでは、作品コラボの機内安全ビデオも公開しています。
世界的SF(スペースオペラ)シリーズ「スター・ウォーズ」における続三部作の第3章「エピソード9」にあたるスター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」。合計9本の映画で構成される「スカイウォーカー・サーガ」の完結篇として、公開前から世界中で話題となっています。
この作品にユナイテッド航空が協賛。「フライ・ザ・フレンドリー・ギャラクシー(Fly the Friendly Galaxy)」と名付けたキャンペーンを11月にスタートさせます。キャンペーンの象徴となるのは、特別塗装のボーイング737-800。
漆黒の宇宙をベースにした胴体には、X-ウィング・ファイターやタイ・ファイターが描かれ、垂直尾翼には左右の面で異なる色のライトセーバーがデザインされています。機内も各所にスター・ウォーズのエンブレムなどがあしらわれ、搭乗時にはスター・ウォーズのテーマで利用者を出迎え、記念のピンバッジもプレゼントされます(12月まで)。
特別塗装のボーイング737-800だけでなく、期間中はユナイテッド航空の機内で流される安全に関するビデオ映像もスター・ウォーズ仕様。作品の映像も使われるほか、世界各地にあるスター・ウォーズに関する場所を紹介したり、ユナイテッド航空のオスカー・ムニョスCEOも劇場の観客としてカメオ出演しています。
スター・ウォーズ仕様の特別塗装機はアメリカ国内線仕様なので、わざわざアメリカに行かないと乗れませんが、世界のどこからでも楽しめる仕掛けも用意されています。飛行機の飛行位置をリアルタイムで追跡できる「FlightAware」では、この特別塗装機だけ特別にX-ファイターのアイコンで飛行位置を表示。今どこを飛んでいるのか、すぐに分かるようになっています。
ユナイテッド航空では「Fly the Friendly Galaxy」特設サイトを開設し、これからも様々な情報を発信していくとのこと。スター・ウォーズファンなら必見です。
<出典・引用>
ユナイテッド航空 プレスリリース
Image:United Airlines
(咲村珠樹)