気分をリフレッシュさせてくれるコーヒー。作家の場合、どのようなコーヒータイムを過ごしているのでしょうか。人気エッセイストの松浦弥太郎さんと、芥川賞作家の羽田圭介さん、コーヒー好きの作家2人がコーヒーについて語るトークイベントが都内で開催されました。
このイベントは、デロンギ・ジャパン株式会社と、雑誌「BRUTUS」とのコラボで実現したもの。会場となった東京・渋谷のBOOK LAB TOKYOは、本を読みながら本を選べるブックカフェです。
コーヒーとの関わりについて松浦さんは、お母様がコーヒー好きだったこともあり、子供の頃から一緒に喫茶店へ行っていたそうです。喫茶店なので、子供はジュースを飲んでもよさそうですが、お母様は松浦さんの分までコーヒーを頼むので、苦さを感じながらコーヒーを飲んでいたといいます。
現在、お母様の介護をしている松浦さんですが、コーヒーは親子の時間を豊かにしてくれる欠かせないものなのだそうです。
羽田さんは、執筆に入る前にコーヒーを用意するのが習慣だといいます。かつてはハンドドリップ(プアオーバー)にこだわり、その作業が執筆に入る際の気持ちを作っていたのだとか。
しかし、以前から気になっていたというデロンギの全自動コーヒーメーカーを入手したところ、自分が手間暇かけたドリップコーヒーより手軽においしいコーヒーができることに衝撃を受け、すっかりとりこに。最近は忙しくなったこともあり「いつでも手早くおいしいコーヒーが飲めるので、ハンドドリップをする機会が減っちゃいました」とのこと。
松浦さんもデロンギのコーヒーメーカーを手に入れたそうで、一番の魅力はフォームミルクのふわふわ感だといいます。もともとカプチーノやカフェラテなど、ミルク入りのコーヒーを好んでいたという松浦さん「お店でないと無理だと思っていたふわふわのミルクができるので気に入っています」と語っていました。
コーヒーを飲みながら読みたい本として、サン=テクジュペリの「星の王子様」を挙げた松浦さん。「こう見えてロマンチストなんです」と少し照れていました。羽田さんは自作の中から「ポルシェ太郎」をセレクト。イベント会社を経営する大照太郎が自身の年収と同額のポルシェを手に入れたことで、人生がおかしな方向へ変わっていくというお話です。
羽田さんのベトナムで飲んだコーヒーの話など、お2人のコーヒー談義は汲めども尽きぬ泉のよう。「実はさっき、控え室でもずっとコーヒーの話をしてたんです」と語る、笑顔の尽きないトークとなりました。
会場では「デロンギ エレッタ カプチーノ トップ コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM45760B」(以下「エレッタ」)と、2019年10月に発売されたばかりの「デロンギ ディナミカ コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM35035W」(以下「ディナミカ」)があり、それを使って抽出されたコーヒーの試飲もできました。コーン式のミルと一体になったエスプレッソマシンで、ミルは熱でコーヒー豆の品質を落とさないよう、低速で回転するもの。
コーヒー豆を入れるホッパー容量は、エレッタが370g、ディナミカは300g。水タンクの容量はエレッタで2リットル、ディナミカは1.8リットル。どちらも9気圧で抽出されます。抽出時の湯温や、味の強弱も調整できます。
松浦さんが言及していたフォームミルクですが、ダイヤルでボリューム調整が可能。好みのふわふわ感が楽しめます。
トークイベントの会場となった東京・渋谷のBOOK LAB TOKYOでは、11月29日までの期間限定で「デロンギ エレッタ カプチーノ トップ コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM45760B」と「デロンギ ディナミカ コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM35035W」で抽出したコーヒーメニュー(カプチーノ、カフェラテ、スペシャルティ、エスプレッソの4種)を50円で提供(1名につき初回注文の1杯限り)。この50円に加え、同額をデロンギ・ジャパン株式会社が負担して、期間終了後に日本赤十字社が運営する「令和元年台風19号災害義援金」に入金するとのことです。
取材協力:デロンギ・ジャパン株式会社
(取材・撮影:咲村珠樹)