スカパンクバンド「SNAIL RAMP」のボーカル&ベース・竹村哲さんが、新型コロナウイルスの影響でイベントなどが中止になる現在の状況に、「自暴自棄なので、これをアップします」と、Twitterに息子さんの可愛らしい写真を投稿し話題になっています。
竹村さんは2020年2月27日、自身のTwitterで「コロナのせいでライブ中止、試合中止、イベント中止となり意気消沈している皆さま、俺も同じです」と、現在の心境を吐露。そして、「自暴自棄なので、これをアップします」と、小学1年生の息子さんの写真を4枚、Twitterに投稿しました。
コロナのせいでライブ中止、試合中止、イベント中止となり意気消沈している皆さま、俺も同じです。自暴自棄なので、これをアップします。「制服校だけど、好きな服を着てもいい日」に出掛けていく小学1年の息子です。何回も「そういう意味じゃない」と説明したのですが、聞いて貰えませんでした。 pic.twitter.com/P71zbouwIx
— 竹村 哲 (@TAKEMURAAKIRA) February 27, 2020
竹村さんの息子さんは、制服が指定された小学校に通っているようなのですが、年に1度「好きな服を着てもいい日」があり、Twitterに投稿された写真は、その時のものでした。しかし、息子さんが選んだ服は、2012年にSNAIL RAMPのライブで、竹村さんが仮装用にとプレゼントされた、シャンパンの着ぐるみでした。
息子さんの顔にはモザイクがかかっているものの、楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。登校していく後ろ姿も嬉しそう……。なんだか、見ているこちらも自然と笑みがこぼれます。楽しそうな気持ちをお裾分けしてもらった気分。
竹村さんに話を伺ったところ、息子さんには何回も「そういう意味じゃない」と説明したそうなのですが、「『???』って顔してましたね。その後に『ふーん』と、まるで意に介さず、玄関で靴を履き始めました」と、当時の息子さんとのやり取りを教えてくれました。
ファンの方からTwitter上で息子さんのその後を聞かれると、「クラスではウケたようで、他クラスからも『ちょっと着させて』と来る子も多く、みんなで着たそうです」と話し、「迎えに行った時、着ぐるみが見えたので『おーい帰るぞ』と後ろから持ち上げたら、中身は知らない子でした。先生からは注意も無かったようです」とのこと。
「着てってどうだったの?」との質問の答え→クラスではウケたようで、他クラスからも「ちょっと着させて」と来る子も多く、みんなで着たそうです。迎えに行った時、着ぐるみが見えたので「おーい帰るぞ」と後ろから持ち上げたら、中身は知らない子でした。先生からは注意も無かったようですね、多分。
— 竹村 哲 (@TAKEMURAAKIRA) February 28, 2020
この写真は昨年(2019年)の12月のものとのことなので、今年の「好きな服を着てもいい日」に、息子さんがいったいどんな服装で投稿しようとするのか楽しみですね。
今回の投稿について、「何か親バカみたいで躊躇していた」と言い、「イライラしてやった、何の画像でも良かった」と話す竹村さん。この投稿には、約4万のリツイートと、約15万のいいねが付き、「笑っちゃいました」「センスの塊」「最高に可愛い」など、多くのコメントが寄せられています。
なお、竹村さんは現在、音楽活動の他、格闘界でも活動中。さらには音楽系エンタメサイト「耳マン」で、コラム「タケムラ アキラ『炎上くらいしてみたい』」を連載しています。竹村さんの近況などを知りたい方は、コラムやTwitterをチェックしてみてください。
<記事化協力>
竹村哲さん(@TAKEMURAAKIRA)
(佐藤圭亮)