コロナ禍で世界的に家の中で過ごさざるを得ない状況のなか、手作りで様々なものを作る人が増えてきました。中には、段ボールを使った戦車も。どうやら世界的にはやっているらしく、日本でもヒトが作った段ボール戦車に猫が乗り込む姿が人気となっています。
連休でもどこにも行く事のない日本で、とあるネットユーザーが作った段ボール戦車。その戦車に乗っているのは、茶トラMixのトロくん(5歳)。トロくんは他の猫たちとともに暮らしており、遊び好きで食いしん坊だけど、臆病なところもあるのだそう。
猫って段ボール箱が好きな子も多いので、海外で段ボール猫戦車の画像を見たトロくんたちのお父さんが、家に余っていた段ボールで見よう見まねで作ってみたようです。物を作ってみるのは好きだけど、手先が不器用だというお父さんが「思いつきで適当に切った貼ったした」ものが、トロくんが乗っている戦車。
身内に見てもらうノリでツイッターに投稿したところ、たちまち大反響となってしまい、お父さんもびっくり。
お父さん曰く「途中で面倒くさくなってしまったので仕上がりは雑です」とはおっしゃるものの、砲塔上面のハッチや装甲、砲身の熱膨張を防ぐリングもきれいに仕上がっており、きちんと立派な戦車になっていますよ。
車長兼測的手となったトロくん。「照準よし!」とばかりに狙いをしっかり定めてキリッとした表情に、リプライはさながら、猫戦車合戦状態となっている始末。平和なにゃんこ大戦争……。
段ボールの色がそのまま砂漠迷彩になったM1エイブラムスに、第二次世界大戦イギリスのクルセーダー巡航戦車みたいな、めちゃくちゃ凝った作りの戦車から、赤い彗星の被り物を被った猫まで……。どうやら段ボール猫戦車、世界的に流行っているようです。
トロくん、しばらく戦車に乗って楽しんでいたみたいですが……もうすでに飽きてしまった様子。どうやら他の猫たちも見向きもしないみたいです。せっかくのお父さんの力作が……。そんな最初からスルーしないで、一度入ってみたら、もしかしたら居心地よかったりするかもしれないのにね。
<記事化協力>
匿名ツイッターユーザーさん
(梓川みいな)