お散歩をしていたら、足元にたくさんのタコさんウィンナーが……。こんな状況はまず訪れないと思いますが、東京都調布市にある武者小路実篤記念館のスタッフさんが、それに近い光景に遭遇。Twitterに写真を投稿すると、「可愛くて癒やされる」と話題になっています。

 武者小路実篤記念館は、実篤の本をはじめ、絵や書、原稿や手紙、実篤が集めていた美術品などを所蔵し、文学や美術ほかいろいろなテーマによって展覧会をほぼ5週間ごとに開催。隣には実篤が晩年の20年間を暮らした家の敷地が公園として公開されており、約5000平方メートルの園内には、コブシ、サクラ、ツツジ、アジサイ、サザンカ、ツバキなどの花木、フクジュソウやハナショウブ、武蔵野の野草が花咲き、秋には木々が鮮やかに紅葉して、四季折々の風情をかもしています。

 そんな武者小路実篤記念館の公式Twitterが、6月3日に「タコさんウインナー?」というコメントと共に、写真を投稿。そこには、ざくろの花の花びらが散った後の子房部分が、たくさん並べられた風景が写っていました。

 ツイートによると、「実篤公園にいらした小さなお子さんが並べて行き、その後いらした別のお子さんも続いて並べてくれて、可愛い風景が出現しました」とのこと。心が穏やかになる素敵なツイートですね。

 武者小路実篤記念館のスタッフさんにお話を伺ったところ、これは6月3日のお昼過ぎくらいに発見し、微笑ましく思って撮影した写真で、2~3歳くらいのお子さんが並べて遊んでいたとのことです。並べているところを想像すると、本当に心が和み、なんだか自然と笑みが浮かんできますね。

 この投稿には、2万件以上のリツイートと、7万件以上のいいねのが付き、「かわいい密ですね」「ほのぼのして癒されます」「ほっこりして心が和みます」など、多くのコメントが寄せられ、ざくろのタコさんウィンナーの写真に、たくさんの人が癒やされているようです。

<記事化協力>
武者小路実篤記念館公式Twitter(@saneatukinenkan)

(佐藤圭亮)