おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

これがホントの闇トリ引? 愛鳥の犯行現場を激写

 「真犯人との取引が成立しそうな文鳥」

 開封されたジュラルミンケースの中に、ぎっしり詰められた札束。それを誇らしげに見せる黒いシルエットの何者かが、つぶやきとともにTwitter上に激写。

 闇取引現場でしょうか……ゴクリ。対面に写るは、札束を見てほくそ笑んでいる……ん?鳥?

  •  緊迫感漂う現場で写真に撮られたのは桜文鳥のきのこ氏。そしてこの“舞台”を作り上げたのが投稿者である飼い主さん。

     北海道に住む飼い主さんは、元々野鳥撮影が趣味。しかしながら冬の寒さが苦手&昨今のコロナ禍もあって文鳥を飼うことを決心。昨年(2020年)きのこ氏を迎え入れました。

     温厚ながら、常に動き回ったり歌ったり「忙しない一面」もあるというきのこ氏。その姿を見て飼い主さんは、カプセルトイのミニチュアと一緒に「愛鳥撮影」をすることに。

     きのこ氏は、特に抵抗することもなく被写体になっていたそうで、「色々なバリエーションでも撮れると思って」と、きのこ氏のサイズ感にも合う可動性のフィギュアを使って、様々なシチュエーションをイメージした「再現シーン」を都度撮影。自身のTwitterやInstagramに投稿されています。

     今回の「作品」に関しては、ご家族が最近購入したという札棚ケースのミニチュアを勧められ、それを「相性の良さで選びました」と、人気漫画「名探偵コナン」に登場する「真・犯人」のフィギュアを「取引相手」に、「受け子(鳥)」にきのこ氏を見立てて撮影しそれを投稿。

     すると、「想像以上に『闇取引感』が出ましたね(笑)」と飼い主さんが振り返るほどに、コミカルながらも緊迫感のあるシチュエーションに多くのTwitterユーザーが反応。リプライ(返信)欄では、「よし、1億粟穂だな」「上物のカナリアシードだぜ」「潜入捜査文鳥かっ」「これは取引してますね。とりだけに」などという声が寄せられました。

     見ている側が、ついつい悪ノリしてしまうような作品を提供した飼い主さんですが、先述の通り、様々なフィギュアを駆使したシチュエーション写真を投稿しています。

    きのこ氏と同じサイズ感のフィギュアで様々なシチュエーション写真を投稿する飼い主。

     きのこ氏に加え、今年(2021年)2月に迎え入れたというソニー氏が見せる豊かな表情もあわさったそれは、思わず「フフッ」となるものばかりですよ。

    https://twitter.com/suz_kinoko/status/1396021973075972096

    <記事化協力>
    きのこ氏さん(Twitter:@suz_kinoko Instagram:@buncho_suzkinoko)

    (向山純平)

    あわせて読みたい関連記事
  • 「なんかやってる」4羽の文鳥 まるで連続写真?
    インターネット, おもしろ

    「なんかやってる」4羽の文鳥 まるで連続写真?

  • 人間とフクロウの横顔が合体!奇跡のシンクロ写真に10万いいね
    インターネット, おもしろ

    人間とフクロウの横顔が合体!奇跡のシンクロ写真に10万いいね

  • 森の狩人……いや、大福?フクロウらしからぬリラックス姿がかわいすぎる
    インターネット, おもしろ

    森の狩人……いや、大福?フクロウらしからぬリラックス姿がかわいすぎる

  • へずまりゅう氏公式X(@hezuruy)のポスト
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「名探偵コナン 隻眼の残像」公開直後にネタバレDM被害 へずまりゅう氏が怒りの告…

  • 迫力満点のエッホエッホ!羽を広げて床を駆けるフクロウがカッコいい
    インターネット, おもしろ

    迫力満点のエッホエッホ!羽を広げて床を駆けるフクロウがカッコいい

  • 寿司のように握られる文鳥が可愛すぎる!これが「スシロー」謎素材の正解?
    インターネット, おもしろ

    寿司のように握られる文鳥が可愛すぎる!これが「スシロー」謎素材の正解?

  • 画像提供:Inoriさん(@kusabanaasobi)
    インターネット, おもしろ

    ススキで作ったスズメが本物そっくり!キュートな目と胸のモフモフがたまらない

  • "ぐったり"……じゃなく"ぐっすり"でした 横になって眠るニワトリさんに驚き
    インターネット, おもしろ

    “ぐったり”……じゃなく”ぐっすり̶…

  • 巨大な筒に興奮MAXのインコ ゴキゲンなようすに癒やされる
    インターネット, おもしろ

    巨大な筒に興奮MAXのインコ ゴキゲンなようすに癒やされる

  • 画像提供:mikio.k ナイセン団 ナイセン小姑 ついったぁ浦島太郎ちうさん(@impreza22bsti)
    インターネット, おもしろ

    「ひな鳥が飛ぶ練習をしています」 駅長によるツバメのイラストとメッセージがあたた…

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる
    エンタメ, 映画

    「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる

  • ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設
    企業・サービス, 経済

    ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設

  • 嵐・四宮社長が偽アカウント多発に注意喚起 「来年のツアー用新アカウントの予定もなし」
    エンタメ, 芸能人

    嵐・四宮社長が偽アカウント多発で注意喚起 「来年のツアー用新アカウントの予定も現…

  • カレーシチューに、フレンチサラダ、本当にまずかった脱脂粉乳他(2300円)
    イベント・キャンペーン, 経済

    昭和の“たのしい給食”が期間限定で復活 脱脂粉乳まで再現した「絶滅危惧食フェア」…

  • 新商品「うまかっちゃん<濃厚新味 あごだしとんこつ>」
    商品・物販, 経済

    焼きあごの香ばしさと細カタ麺の共演 「うまかっちゃん<濃厚新味 あごだしとんこつ…

  • 北海道産のチーズを2種類使った秋冬限定フレーバー「かっぱえびせん 北海道Wチーズ味」
    商品・物販, 経済

    北海道産チーズのW使い!「かっぱえびせん 北海道Wチーズ味」がこの秋登場

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト