ペットのためにしたことでも、当のペットに伝わらずに無駄になってしまうことは、飼い主にとって「あるある」な話。

 作詞や小説の執筆なども行っている、歌人・伊波真人さんのお父さんが暮らす実家でも、愛犬のためにドッグランを作ってあげたそうなのですが……。

 伊波さんは6月6日、柴犬のこっこちゃんのためにドッグランを作ってあげたことをTwitterで報告。しかし、「ぜんぜん走ってくれません」と、こっこちゃんに思いが伝わらず、残念がっています。

 一緒に投稿された写真には広いドッグランの中央でのんびりくつろいでいる、こっこちゃんの姿。これは……走る気ゼロですね。ドッグランを楽しむ気配を、こっこちゃんから微塵も感じません。宝の持ち腐れとは、こういう事を言うのでしょうか。

ドッグランの中央でのんびりくつろいでいる、こっこちゃん

 あまり人に懐かないけれど、特定の人にはよく懐く性格という、こっこちゃん。 普段から走り回ったりするのが好きではなく、散歩もあまり好きではないとのことです。

 そんなこっこちゃんの運動不足解消のために、ドッグランを作ったそうなのですが、問題が解決するのは容易ではなかったよう。その後のツイートでも「けっこう広いのですが、その位置がお気に入りなようで、基本的にそこでじっとしています」と語っています。

 広いドッグランで走らずにくつろぐこっこちゃんに対して、「せっかくドッグランを作ってあげたのに、もったいない」と嘆く伊波さん。はたして伊波さんの思いが、こっこちゃんに届く日は来るのでしょうか。

 この投稿には2万5000件以上のリツイートと20万件を超えるいいねが付き、「親の心子知らずですね」「興味ゼロの表情が可愛い」「ドッグシットですね」など、多くのコメントが寄せられて話題になっています。

<記事化協力>
伊波真人さん(@inamimasato)

(佐藤圭亮)