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画用紙でジオラマ制作 細部まで完全再現された「あつ森の案内所」

 ニンテンドースイッチ専用ソフト「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)に登場する「案内所」を再現したファンアートのジオラマ作品がツイッターで注目を集めています。

 入り口近くにあるタヌポートやリサイクルボックス、DIYスペースはもちろん、奥に見える棚に乗ったダンボールやファイル、デスクの上の小物など細部まで完全再現。最も驚くべきはこれらが全て画用紙で作られているという事です……!

  •  ジオラマの作者はペーパークラフト作家のつつい ひなたさん(@TTI304)。過去にもたくさんのペーパークラフト作品を制作しており、SNSにて作品を公開しています。

     つついさんがあつ森に登場する施設をジオラマ化したのは今作が2作目。ゲーム内に登場する「タヌキ商店」の外観を9月に制作しており、こちらも素晴らしい出来栄えです。つついさん自身あたたかみのあるかわいいものが好きで、以前からあつ森の世界を画用紙で制作したいと考えていたのだそう。

    ゲームの画面を見ていると錯覚しそうなほどの出来栄え

    細部まで再現された案内所

     画用紙は一般的な文具店などで販売されているものから、紙の専門店で購入したものなどさまざまな種類のものが使われており、紙でありながら木材や鉄などの素材感が見事に表現されています。

     作品の制作には40時間ほど要したとのこと。最も難しかったと話すのはキャラクターを登場させずに世界観を表現する事だったそう。

     たしかに案内所には欠かせない「たぬきち」や「しずえ」といったキャラクターの姿は見えませんが、ツイートの返信欄には「しずえさんと、たぬきちが椅子に座ってる所まで見えました」「しずえさんの残像、私にも見えました」といった声が寄せられるなど、2人の息づかいを多くの人が感じ取った模様。

     ツイートに寄せられた大きな反響に対し、つついさんは「たくさんの方々に見て頂き、嬉しい気持ちでいっぱいです!作品についての感想などもとても励みになりました」とコメント。今後の作品づくりにも注目が集まりそうです。

    <記事化協力>
    つつい ひなたさん(@TTI304)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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