回転寿司ではメニューに「きゅうり巻き」と書かれることもある、海苔巻きの「かっぱ巻き」。かっぱがきゅうりを好むことから名付けられていますが、かっぱを実際に巻き寿司にしてみたら……?という楽しい作品がTwitterに投稿されました。
シャリと海苔に巻かれて顔を出すかっぱ。これだけでも可愛いのですが、海苔巻きから出してみると「いやん」と言わんばかりの手で体をかくした恥じらいポーズ。まさかの展開には思わず、クスッとさせられます。
ユーモラスな「かっぱ巻き」の作者、キッカケヤさんは、“笑顔のきっかけ”を届けるべく、粘土で楽しいマスコットを制作販売しているクリエイター。作品を通じ、みんなを笑顔にできるよう、創作活動を続けています。
ねんどクリエイターとして活動10年目を迎えるというキッカケヤさん。普段から思いついたことをメモし、ネタのストックを作っているのだといいます。
ネタ帳の中でも「かっぱ巻き」は、作りたいリストの上位にいた重要なモチーフ。「当時は可愛く作るだけの技術が足りないと思い、数年温めていましたが、やっと理想的な形にできると感じ、暑くなる時期にあわせて制作しました」と、満を持して発表されたのでした。
当初は、海苔巻きとかっぱが一体化したデザインだったんだとか。「でもそれだけでは面白くないなと思い、かっぱを引っこ抜けるよう海苔とシャリ部分を布で制作し、さらに引っこ抜いた時に顔と体にギャップがあったら面白いなと思い、セクシーなポーズをさせることにしました」と、ひとひねりを加えました。
海苔巻きから顔を出しているだけでも可愛いのですが、かっぱを抜いてみると見た目に反してセクシーさを感じさせるポーズ。イベント会場で試作品を来場者に引っこ抜いてもらったところ「ギャップがかなり好評で、多くの方を吹き出させることに成功しました」といいますから、狙いは当たったようです。
キッカケヤさんの作品は、minneで販売されているほか、茨城県大洗町の「どうぶつ雑貨専門店 Only-Shop」でも委託販売されています。TwitterやInstagram(kikkake_ya)では新作の情報も発信されているので、こまめにチェックしておくとよいかもしれません。
#フォロワー一万人以下の作家が力作を投稿してたくさんのフォローを貰うタグ
フォローしなくてもいいからとにかく力作見てくれ!!! pic.twitter.com/bVOrPYIn9G
— キッカケヤ@造形作家 (@kikkake_ya) June 29, 2022
<記事化協力>
キッカケヤ@ねんどクリエイターさん(@kikkake_ya)
(咲村珠樹)