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懐かしすぎて涙が…… 「田舎の夜を感じられる間接照明」に15万いいね

 春に就職をした新社会人たちは、そろそろ入社から半年が経つ頃。地元から遠く離れた地で生活している方も数多くいることでしょうが、時々昔住んでいた場所が恋しくなることがあるのではないかと思います。

 ツイッターユーザー・なるみさんもそんなひとり。自宅の中にいながら地元の夜の情景を思い出すことができ、懐かしい気分に浸れるように「田舎の夜を感じられる間接照明」を制作しました。まさかのコイン精米所を模した照明は、そこはかとないノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

  •  なんでも、なるみさんが過ごした地元は「コンビニと同じレベルで精米機が設置されている」という土地で、半年前に上京してからは一度も見かけたことがなかったことから、「コイン精米機こそが田舎を田舎足らしめている存在なんじゃないか」と、制作の題材にすることを決めたのだそう。

     素材には主にプラ板を使用し、中にLEDを取り付けて暖かみを感じる光を表現。ガラスに貼られた「営業中」や「低温精米」「残米ゼロ」といった文字も、非常に高い再現度を誇っています。こうした貼り紙や精米機の操作方法を記した表示は、なるみさんが特にこだわったポイントであるとのこと。

    コイン精米所の間接照明

     暗がりでぼんやりと光る精米所は、まさに田舎出身者にはたまらない、”地元感”を存分に味わえる仕上がり。投稿には15万件もの「いいね」が付き、返信欄には「これ欲しすぎる」「しっかり中まで再現しててすごい」と、絶賛の声が相次いで寄せられています。

     なるみさんに実際の使用感を聞いたところ「思っていたよりも情緒のある暖かな光で、ものすごく切ない気持ちになりました」と、さらに地元が恋しくなってしまった模様です。

    <記事化協力>
    なるみさん(@nal_333)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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