モスバーガーのTwitter公式アカウントが11月29日の「いいにくいことを言う日」に、「実は最高に合うんです」と意外な組み合わせを提案。それは「モスシェイクバニラ」に「モスチキン」をダイブさせるというものでした。
一瞬「マジかよ……」と思いましたが、「もしかしたら合うかも……」という気持ちも。考えても仕方が無いので実食してきました。
お店に到着すると、さっそくモスシェイクバニラ(M/税込340円)とモスチキン(税込280円)を注文。待っている間も「やっぱり合わないんじゃ……」「でも公式が言っていることだし……」などと気持ちが揺れ動きます。
悶々と考えているうちに、モスシェイクバニラとモスチキンが運ばれてきました。モスシェイクバニラもモスチキンも、もちろん食べたことはあり、美味しいことは知っています。しかし、美味しいものと美味しいものを掛け合わせたら、美味しさが倍になるというわけではありません……!
ちなみに店内を見渡しても、誰もモスシェイクバニラにモスチキンをダイブさせている人はいませんでした。恥ずかしさも感じながら恐る恐る、冷たいプールに足を入れるようにモスチキンをモスシェイクバニラの中へ……。周囲の視線が気になりまくりです。
スプーンでバニラアイスをすくうように、モスチキンにモスシェイクバニラを付けてみます。モスチキンの熱でモスシェイクバニラが溶けてしまうかと思いましたが、意外と溶けません。
口の中へ運ぶと、カリカリのモスチキンの食感とモスシェイクバニラのシャリシャリの食感が同時に味わえる不思議な感覚。しかし、シャリシャリ感は口の中で溶けてすぐに無くなり、ジューシーなモスチキンをバニラの甘みが包み込んでいくのが分かります。
「これ、意外に合うかも……」
気づいたら自然とモスシェイクバニラにモスチキンをダイブさせていました。クセになる味とは、こういう事をいうのでしょうか。すでにディップのような感じで、もう1回もう1回と不思議な感覚を味わいたくなります。周りの視線はもういいや!
あっという間にモスチキンが骨だけに。ごちそうさまでした!最初は半信半疑だったことをモスバーガーに謝罪したいです。疑ってしまい申し訳ございませんでした。最後に1つだけ、今回の組み合わせを試してみたいという人に記者から注意点があるとすれば、モスシェイクバニラは「S」でもじゅうぶん楽しめるということです。
<参考>
モスバーガー公式Twitter(@mos_burger)
(取材・撮影:佐藤圭亮)