冬が旬のブロッコリー。蕾の部分だけでなく芯の部分も、薄く切ってザーサイにしたり、きんぴらにしたり、調理次第で美味しく食べられます。ただ、ブロッコリーの芯は固くてスジがあり、調理にコツが必要ですよね。

 栄養価が高く、捨てるのがもったいないブロッコリーの芯。食べたいけれど、調理が面倒くさい……。そんな人に向けて、簡単にブロッコリーの芯の皮を剥く方法がTwitterで紹介されました。

 まず、縦に1本切り込みを入れます。

ブロッコリー芯に切り込みを入れます

 その芯を、600Wの電子レンジで温めること1分。スルスルと皮が剥けていきます。

600Wの電子レンジで温めること1分

スルスルと皮が剥けていきます

 投稿者の話では、皮を剥いたブロッコリーの芯は、スジっぽさがなくなり口当たりが良くなり、炒め物やスープの具材に使える他、マヨネーズを付けて食べるのもおすすめとのこと。

■ 八百屋歴10年のプロが紹介

 今回のほうほうをTwitterで紹介したのは、青髪のテツ|野菜のプロさん。八百屋歴10年の野菜のプロフェッショナルです。フードロスの観点からは、皮ごと食べる方が良いした上で、調理が面倒でこれまで茎を捨てていた人にぜひ試してほしいと話します。

 ちなみに、ブロッコリーを選ぶ際には、「蕾がかたく閉まり、密集していること」や、「茎の切り口が変色していないこと」がポイントなのだとか。

 また、蕾が紫に変色しているブロッコリーについては、「紫色は寒さに当たった印。寒さに当たるとブロッコリーは甘くなるため、ぜひ買ってほしい」とのことです。

 青髪のテツ|野菜のプロさんは、「野菜売り場の歩き方」や、野菜選びの基礎・基本がわかる超入門書「スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑」の著者。運営するtetsublogでは、ブロッコリーの他、野菜の選び方や保存方法などが紹介されています。

<記事化協力>
青髪のテツ|野菜のプロさん(@tetsublogorg)

(一柳ひとみ)