とあるお宅の庭に、早くも“セミ”が現れたようです。

 茶トラの女の子「つぶ」ちゃんが木にしがみついている姿が、まるで「新種のセミ」のようだと話題です。

 飼い主さんがこのほどXに投稿したのは、自宅の庭を散歩しているつぶちゃんの様子をとらえた1枚。

20秒ほどしがみつき、離脱

 猫用ハーネスの先で、つぶちゃんは庭に生えている金木犀の木にガシッ!としがみついています。木を抱くようにして前足をピンっと伸ばしたその姿は、飼い主さんがコメントに添えている通り「新種のセミ」さながら。

 投稿のコメント欄には「早く学会に発表しないと」「背中から羽生えて飛んでいくかもしれません」「ど…どこかに抜け殻が」などと、つぶちゃんのセミっぷりに盛り上がる声が多数寄せられています。

 朝の散歩をしている最中に、庭の金木犀の木に立ち寄ったつぶちゃん。飼い主さんによればそのとき「木の上をしきりに気にしていた」とのことで、しばらくしてよじ登り始めたとのこと。虫や鳥など、つぶちゃんにだけ分かる何かが見えていたのかもしれません。

 このときのつぶちゃんは幹に20秒ほどしがみついた後、これ以上登れないと悟ったのか、途中でてっぺんまで向かうのを断念。ぴょんと飛び降り、その場を離れたみたいです。

 つぶちゃんが木に登るのはたびたびあることだそうで、今回の金木犀のほか、梅の木にもよくしがみつくのだとか。

 セミは夏の風物詩ですが、ときどきやかましいのが難点。ただ、「にゃーんにゃーん」と可愛らしく鳴くセミなら、許せるかもしれませんね。

<記事化協力>
「つぶ」さん(@tsubu_0401

(ヨシクラミク)