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東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、100%子会社の東京ガスアメリカ社(社長:犬飼 朗)が出資するTGイーグルフォードリソーシズ社(以下「TGER社」)を通じて保有していた、米国テキサス州南部におけるイーグルフォード層シェールガス権益の譲渡に関する基本合意書を、静岡ガス株式会社(以下「SG社」)と締結しました。
東京ガスは、2016年6月に米国で2件目のシェールガス開発事業案件(以下「本事業」)として、バーテックス社が保有するイーグルフォード層他権益(以下「本権益」)を取得することで本事業に参画し、以降約8年間、本事業は東京ガスの海外事業の成長に貢献してきました。このたび、東京ガスの資産効率向上を目的とした資産ポートフォリオ見直しの一環で、本権益を130百万米ドルでSG社に譲渡し、東テキサスや北ルイジアナ地域に資産[*]を有するTG ナチュラル・リソーシズ社の事業に集中する予定です。
東京ガスはグループ経営ビジョン「Compass2030」で「LNGバリューチェーンの変革」を掲げています。米国におけるシェールガス事業の資産効率向上を進め、天然ガス・LNGバリューチェーンの構築を通じ、LNGトレーディング事業等の更なる成長や日本をはじめ各国へのエネルギー安定供給に貢献していきます。
*:主に2023年12月に取得した資産。
米国テキサス州・ルイジアナ州における天然ガス開発・生産事業会社「ロッククリフ・エナジー社」の全株式取得について(2023年12月16日発表) https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20231216-01.html