
一般社団法人 海と日本プロジェクトinえひめは、2025年7月21日(月・祝)に「溺れる・流されるメカニズム」の理解とフローティングアイテムを着用して有事の際の対処方法の習得を目的とした安全講習イベント「海のそなえ体験」を実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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イベント概要
実施日:7月21日(月・祝)場所:松山市北条鹿島(〒799-2430 松山市北条辻1596-4)
時間:午前の部 10:40~11:40 午後の部 14:40~15:40
参加人数:午前の部13名 午後の部6名
対象:小・中学生(保護者同伴)
講師:公益社団法人日本水難救済会常務理事 江口圭三さん
内容:1.海を安全に楽しむため・水難事故に遭わないためのお話
2.フローティングアイテムを着用して海に出よう!
海のプロフェッショナルから海のそなえを学ぶ
照り付けるような暑さが続く夏。海や川で楽しむ機会も増え、夏休みを満喫している学生の楽しそうな声が聞こえてきます。しかし夏は水辺での悲しい事故が多く発生する時期でもあります。「海のそなえプロジェクトinえひめ」では水難事故を防ぐための安全講習イベントを実施することとしており、今回は愛媛県松山市北条鹿島でイベントを開催しました。講師に公益社団法人日本水難救済会常務理事の江口圭三さんをお招きし、参加者に向けて溺れる・流されるメカニズムを理解するための座学とフローティングアイテムを着用した時の泳ぎ方をレクチャーいただきました。座学では「水辺の危険と対処法」というテーマでお話をいただきました。水難事故防止の基本として、波にさらわれる・流されるなどの自然に取り込まれるパターンと足がつる・パニックになるなどの身体に異変が起こるパターンがあり、自然に取り込まれるパターンは危険を予見し、避ける・備える、身体に異変が起こるパターンはハプニングの対応方法を身につけておくことが大切です。また海で意外と危険な場所が波けしブロック。落ちてしまうと発見も救助も困難で、大けがすることもあります。小学生・中学生が遊び場に見える場所にも危険が潜んでいることを知ってもらうことができました。川は流れもあり楽しい場所ですが急な増水や深みなどこちらも危険が潜んでいます。川遊びではフローティングアイテムを着用し引っ掛かりが生まれそうな場所では遊ばないようにしなければいけません。今回の座学では海や川に潜む危険を参加者の方に知ってもらうことができました。水辺の危険とフローティングアイテムの重要性を知ってもらった上で、会場内の鹿島海水浴場に移動し、実際にフローティングアイテムを着用して泳いでみます。参加者された方の中には初めてフローティングライフジャケットを着用して泳ぐ子もおり、最初は不安げな表情を浮かべていましたが、イカ泳ぎを身に付けることで長く浮けるようになりました。イベント中は参加者の安全確保のため松山海上保安部にも協力いただき、小型艇による警戒や見守りを行っていただきました。
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「海のそなえプロジェクトinえひめ」とは
2024年度に発足した「海のそなえプロジェクト」と連携し、愛媛県内の水難事故件数を減少に転じさせるため、水難事故の危険性を伝えるテレビCMの放送、土曜夜市でのブース出展といった啓発キャンペーン、水難事故発生地点での検証取材、水難事故に遭わないための安全講習イベントの実施を展開します。<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 海と日本プロジェクトinえひめ
URL :https://ehime.uminohi.jp/
活動内容 :愛媛県内の「海」を中心とした、食・文化・スポーツ・お祭り等の活動のムーブメント作り
のための情報収集、イベント活動の広報を実施
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/