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渋谷未来デザインが若者の海外体験を後押しする「Go Global Project」を発足日本旅行業協会(JATA)の「もっと!海外へ」と連携

update:
一般社団法人渋谷未来デザイン
KDDIや関西エアポートなど複数の民間企業も参加し、渋谷 × 旅行業界の力を集結します。



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一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹)は、若者の海外体験を後押しするプロジェクト「Go Global Project」を立ち上げます。本プロジェクトでは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が推進するプロジェクト「もっと!海外へ」とも連携。さらに、KDDI株式会社、関西エアポート株式会社など、多様な企業・団体が賛同し、渋谷を起点に、次世代の若者が世界へと踏み出す新たな仕組みづくりを進めます。

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■「Go Global Project」とは

 「Go Global Project」は、“若者が世界に一歩を踏み出すきっかけ”を社会全体でつくることを目的とした共創型プロジェクトです。海外旅行・留学・インターン・起業・ボランティア・文化・芸術・スポーツなど、どんな入口からでも「海外に挑戦する」体験を後押しします。単なる渡航支援に留まらず、挑戦をきっかけに若者の成長と社会全体の意識変容を生み出すことを目指しています。
1.一般社団法人日本旅行業協会(JATA)との連携による実装
一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が施策展開する海外旅行拡大プロジェクト「もっと!海外へ」と連携し、旅行業界のネットワークを活かした実践的プログラムを共同で推進します。
 渋谷未来デザインと一般社団法人日本旅行業協会(JATA)は、それぞれの持つネットワークとノウハウを掛け合わせ、若者と世界をつなぐ新たな流れを生み出していきます。渋谷未来デザインは、大学生をはじめとする若者のインサイトを的確にすくい上げる力や、「渋谷」という舞台を活かした強い発信力を持っています。一方、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)は旅行業界の幅広いネットワークをフルに活用できる強みを持ち、空港・運輸機関・観光庁といった関係機関との連携に長けています。両者の強みを融合させることで、これまでにないスケールと実効性を持った取り組みが可能になります。
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2.多様な賛同企業による共創
事業会社・自治体・大学・スタートアップなど、異業種の企業・団体が垣根を越えて連携。
1社単独では成し得ないスケールと公正で開かれた取組を実現します。「アイデアを一つずつ、みんなで形にする」という連携を通じて、若者の海外への関心を高め、社会全体に「外へも目を向ける」機運を広げていくことを目指します。
3. 一過性ではなく、成長の循環へ
単なる渡航支援ではなく、挑戦をきっかけに若者の成長と社会全体の意識変容を生み出すことを目指しています。

 若者の成長
・偏見のない視点を育む:共感力と寛容性を高め、差別や先入観を乗り越える。
・思考の幅を広げる:異文化に触れ、自分の常識を相対化。不確実な時代を生き抜く柔軟性を養う。
・個人の市場価値を高める:グローバルに活躍できる人材として成長する。

社会・企業への波及
若者の変化が職場や社会に還元され、企業は新しい視点と直面する中で、危機感や変革への柔軟性が生まれ、社会全体の進化を促す。

■「Go Global Project」発足の背景

 近年、日本の若者の海外渡航意欲は低下傾向にあり、パスポートの所有率も国際的に見て依然として低水準にとどまっています。JATAによれば、日本全体でのパスポート保有率は約17%程度に過ぎず、主要先進国と比較すると大きく下回る値となっています。若者層では相対的に所有率は高いとされるものの、円安や渡航費の高騰、学業との両立、安全や衛生面への不安や言葉の問題などが心理的・経済的なハードルとなり、実際に海外渡航へつながるケースは限られているのが現状です。

 こうした状況を受け、旅行業界はこれまでも短期留学プログラムやパスポート取得支援キャンペーン、若者向けの旅行商品など、さまざまな取り組みを進めてきました。しかし、「若者が海外に関心を持ち、挑戦したいと思える環境づくり」という動機形成には単独の業界だけではなくより幅広い取り組みが必要と考えてきました。

 さらに、この問題は旅行業界にとどまらず、日本企業、ひいては日本社会全体にとっても深刻なテーマです。世界経済フォーラム(WEF)やIMDのグローバル人材ランキングでは、日本は「語学力」「海外経験」「多様性受容性」といった項目で順位を下げ続けており、アジア主要国の中でも競争力の低下が顕著です。このまま若者の海外経験が細り続ければ、世界の競争市場で戦えるはずの優秀な人材が十分に育たず、結果として企業の国際展開や社会全体の成長力を削ぐことになりかねません。

 また、海外経験は語学やキャリア形成のためだけでなく、音楽・スポーツ・アートといった様々な分野での自己表現の領域にも大きな可能性を広げるものとして注目されています。今は「国内で十分」と感じていても、将来、本気で好きなことや挑戦したいことに出会ったとき、その夢を世界に届けられるかどうかは、海外で培った経験や視野が大きな力となります。

 そして一度外に出ることは、単に「日本を離れること」ではありません。外から自国を見つめ直すことで、日本の文化や価値観の豊かさに改めて気づき、それを大切にする心や誇りを育むことにもつながります。世界を”知る”ことは、日本の価値を再認識し、結果的に”守る”ことにもつながります。

 だからこそ、若者一人ひとりが将来の可能性を広く持ち、自分らしく生きるためにも、多様な選択肢を持てるよう、積極的に海外に出ることができる環境を様々な取り組みを通して展開していきたいと考えています。

■各社コメント

・観光庁 参事官(旅行振興) 根来恭子氏
この度は Go Global Projectの発足、誠におめでとうございます。観光庁では、海外との人の往来を活性化し、地域の国際化を推進するため、アウトバウンド促進を行う新たな部署を立ち上げました。現在、観光庁では、海外での修学旅行や研修旅行を支援する取組を進めており、遠方地域には最大150万円、アジア方面には最大100万円の補助を行うなど、若い世代の海外への渡航を後押ししています。アウトバウンドの拡大は、地域経済の活性化や国際理解の深化、そして日本の未来を担う人材育成に直結する極めて重要なテーマです。そうした中で、行政のみならず、民間や教育、観光業界が連携し、主体的にアウトバウンド促進に取り組む Go Global Projectのような動きが生まれたことは、⾮常に意義深く価値あることと考えております。今後、このような取り組みが全国に広がり、日本から世界へと⽻ばたく人々がさらに増えていくことを期待しております。
・一般社団法人日本旅行業協会(JATA) 海外旅行推進部長 松岡 正晴氏
日本旅行業協会(JATA)では、今年の3月24日に観光庁、外務省の3者で「もっと!海外へ」宣言を発出し
海外旅行促進のプロジェクトを展開しています。日本人の海外渡航者数は、昨年2024年が約1300万人とコロナ前の2000万人には及ばず回復は道半ばです。JATAでは「もっと!海外へ」プロジェクトでパスポート取得費用の一部を支援する「新パスポート取得支援キャンペーン」をはじめ様々な取り組みを実施しています。また、海外旅行アンバサダーとして、アーティスト・俳優として活躍されている岩田剛典さんをお迎えし、海外旅行促進に業界をあげて取り組んでいます。今回、「Go Global Project」と連携することにより若者への多角的なアプローチが可能になると考えております。日本の将来を支える若者の皆さまには、是非、海外へ羽ばたいていただき、国際社会に対する理解と経験を深めていただければと思います。JATAは、これからも若者の海外旅行を応援してまいります。
・一般社団法人渋谷未来デザイン 理事/事務局長 長田新子
渋谷という街から、若い世代が世界に目を向け、海外に出るきっかけづくりが生まれることを心から嬉しく思います。今回、JATAの皆さんとこの取り組みを一緒に進められることも非常に心強く感じています。旅行業界のネットワークと、多様なカルチャーや企業・大学・行政のパートナーがつながることで、これまでにない広がりやエネルギーが生まれるはずです。私自身、留学や外資系企業での経験、そしてストリートスポーツをはじめとしたスポーツの活動を通じて、海外に出て異なる文化に触れ、グローバルな視点を持つことが、自分の考え方や生き方を大きく変える原点になると実感してきました。渋谷未来デザインとしても、若い人たちが世界とつながりながら学びや気づきを得て、未来への一歩を踏み出せるよう、この街から具体的なアクションを生み出し、次の世代の可能性を広げていきたいと思います。
・KDDI株式会社 事業創造本部 シニアエキスパート兼マーケティングリード 三浦伊知郎氏(プロジェクト発起人)
現在、若い方々が海外に積極的に行く方と行かない方と二極化しています。一度きりの人生、異文化に触れてみて、新しい体験をすることは人生において絶対に役に立つ経験となるはずです。また国際競争力が落ちている日本を担ってもらう若い方々に世界に出る「きっかけ」を提供し、日本の価値向上へ繋がるプロジェクトに成長させ、大きなムーブメントを巻き起こしていきたいと考えています。KDDIとしても本プロジェクトに賛同し、若者のグローバル人材の育成にも協力していきたいと思います。
・関西エアポート株式会社 マーケティング部 部長 岡部ジェム 氏(プロジェクト発起人)
日本の若者が海外へ挑戦する機会が減少している現状は、単に旅行市場の課題ではなく、日本社会全体の未来に関わるテーマだと考えています。 関西エアポートグループは、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹)・神戸空港を通じて、世界と日本をつなぐ「ゲートウェイ」としての使命を担っており、人々が国境を越えて交流し、新しい価値を創り出すきっかけを生み出すことを大切にしています。今回の「Go Global Project」は、まさにその想いを社会全体で共有し、次世代が「世界に一歩踏み出す勇気」を後押しする素晴らしい取り組みです。 私たちは、空港という「旅立ちの原点」からこのプロジェクトを支援し、若者が海外に挑戦する瞬間に寄り添う存在でありたいと考えています。また、このプロジェクトを通じて、海外に出ることの価値を再発見し、異文化を学び、日本の魅力を改めて認識する若者が増えることを願っています。
・Lime株式会社 政策渉外責任者 井上祐輔 氏
出身の福岡県から外に出ることさえ躊躇していた私が、内閣府の事業で海外の青年たちと交流したことをきっかけに、世界への関心が高まり、前職の財務省時代に国際業務に従事。気がつけば、ベルギーの国際機関に出向し、日本政府代表から一気に、国際機関の代表として、各種国際会議の司会進行、国際イベントのプレゼンター、パネリストなどを嬉々として担っている自分になっていました。本当に、ふとした海外の接点で大きく人生が変わった人間の一人だと思っています。海外を経験すると、日本の素敵なところ、もっと改善していかないといけないことなど、様々考えるきっかけにもなると思います。海外を好きにならなくてもいい、ずっと日本に住んでいてもいい、でも、一度は外から日本という国を知ることはすごく大切だと思っています。このプロジェクトを通じて、少しでも多くの人に、海外を経験するきっかけをお届けできたらいいなと思っています。
・実践女子大学 学長室/国際推進部 部長 内田雄介氏
実践女子大学は、Go Global Projectと共創し、学生たちが海外へ一歩踏み出す「挑戦」につながる学びを創出します。多様な価値観や社会課題との出会いを通じて、語学力のみならず、キャリア形成を支える教育を推進していきます。

【Go Global Project】

主  催:一般社団法人渋谷未来デザイン
協  力:一般社団法人日本旅行業協会、一般財団法人渋谷区観光協会
賛同企業・団体一覧(10月29日現在):
・KDDI株式会社
・株式会社JTB
・カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
・Lime株式会社
・三井不動産株式会社
・VML&Ogilvy Japan合同会社
・株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
・株式会社テー・オー・ダブリュー
・株式会社オドリバ
・株式会社スポーツビズ
・株式会社STYLY
・Plus W株式会社
・株式会社zero
・関西エアポート株式会社
・福岡国際空港株式会社 
・実践女子大学

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