三菱HCキャピタルはEEaaS企業の親会社に出資
三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピタル)のグループ会社であるPT. Manajemen Unggul Lestari(Director:御手洗 啓/以下、PTMUL)は、このたび、インドネシア共和国(以下、インドネシア)において、Energy Efficiency as a Service*1 (以下、EEaaS)事業を展開するPT. Amerindo Energy Solutions(Founder, CEO:Steve Piro、通称:
Synergy Efficiency Solutions/以下、SES)と業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。また、本提携にあたり、三菱HCキャピタルはSESの在シンガポール持株会社であるSynergy ESCO Holdings
Pte. Ltd.(Director:Steve Piro/以下、SEHD)への出資を実行しました(以下、本出資)。
今後、両社は、本提携にもとづき、インドネシアにおける新たなEEaaS市場の開拓を通じて、お客さまの省エネルギー化、脱炭素社会の実現に貢献します。
1. 本提携の背景について
インドネシアは、経済成長、人口増加などを背景にエネルギー消費量の増加が予想されている一方、政策的インセンティブの不足、人々の認識不足、専門人材の不足から省エネルギー化やエネルギー効率化に対する取り組みが十分に進んでおらず、企業活動や社会全体の課題となっています。また、こうした課題への有効な対応策の一つであるEEaaSの市場はまだ黎明期にあり、今後大きく成長することが期待されます。インドネシアが直面するこのような課題と機会に対して、競争力のあるサービスを提供することで企業の課題解決に貢献していくことが本提携の目的です。
2. 本提携の内容について
SESは、インドネシアのエネルギー効率化ビジネスで長年にわたり築いてきた顧客ネットワークを活用し、お客さまに対して初期投資負担が不要な高水準のエネルギー効率化ソリューション「Zero
CAPEX for Client*2」を提供します。また、AIを搭載した最先端のソフトウェア、高効率な設備、専門人材のノウハウを通じて、エネルギー削減効果の最大化を図ります。
PTMULは、三菱HCキャピタルグループがインドネシアに有する幅広い顧客基盤や多様な営業ノウハウを生かしつつ、同グループによるファイナンス機能も提供することで、EEaaS市場の成長に貢献します。これにより、より多くのお客さまへのエネルギー効率化ソリューションの提供をめざします。
両社は、本提携にもとづき、インドネシアで新たなEEaaS市場の成長を加速させ、企業のエネルギー消費の最適化を促進することで、脱炭素社会の実現に貢献します。
本出資は、三菱HCキャピタルが、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発促進を目的に運用する、「イノベーション投資ファンド*3」を活用したものです。
*1 企業が初期投資なしでエネルギー効率の改善を実現できるサービスモデルであり、サービスプロバイダーが提案から設備導入・運用を包括的に提供し、得られた省エネ効果から報酬を得る仕組み
*2 顧客が設備投資や初期導入費用を負担せずに、サービスや設備を導入できるビジネスモデル
*3 2023年6月8日付ニュースリリース「総額100億円のイノベーション投資ファンドを創設」
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2023060801.pdf
■三菱HCキャピタルグループについて
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現に向けて、祖業のリースはもとより、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に活用した サービスや事業経営などに取り組んでいます。「カスタマーソリューション」「海外カスタマー」「環境エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「不動産」「モビリティ」の7つのセグメントのもと、連結総資産は11兆円超、連結従業員は約8,400人を擁し、世界20カ国以上で事業を展開しています(2025年3月末時点)。
わたしたちは、絶えず変化する社会や事業環境の変化を先取りし、お客さま・パートナーとともに新たな社会価値を創出することで、社会的課題の解決、ひいては持続可能で豊かな未来の実現に貢献していきます。
詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
■PT. Amerindo Energy Solutions(Synergy Efficiency Solution)について
2008年に創業したSESは、有効活用されなかったエネルギーを収益に転換するという現在の事業活動の根幹を成す理念に基づきエネルギー効率化ソリューションを展開し、顧客企業の経営効率の向上に貢献しています。
昨今、東南アジア地域においては、エネルギー補助金の大幅な削減、エネルギー需要の増加が顕著となっており、SESは、顧客企業が市場において競争力の維持・向上を実現するためのソリューション提供に取り組んでいます。SESが取り組む全てのプロジェクトは、改革を促すとともにエネルギー効率化の取り組みを地域社会に定着させることをめざしています。
さらに、SESは、エネルギー効率化の概念を、広く一般に理解されやすく、かつ多様な事業体にとって導入可能な形で提供することをめざしており、これらは地球規模で進行する気候変動問題の解決に向けた重要な取り組みであると認識しています。
詳しくは、Synergy Efficiency Solutionsのウェブサイトをご覧ください。https://synergy.id/
- Home
- インドネシア企業の省エネルギー化、脱炭素社会の実現をめざし三菱HCキャピタルグループが同国のEEaaS企業と業務提携契約を締結

インドネシア企業の省エネルギー化、脱炭素社会の実現をめざし三菱HCキャピタルグループが同国のEEaaS企業と業務提携契約を締結
update:
三菱HCキャピタル株式会社
最近の企業リリース
-

2025/10/30 | 丸紅I-DIGIO
Google Cloud のインフラストラクチャー スペシャライゼーションを取得
-

2025/10/30 | GUILD株式会社
GUILD株式会社、日本円ステーブルコイン「JPYC」を活用した事業の企画・開発支援サービスを提供開始
-

2025/10/30 | 株式会社トライハッチ
スワイプLP制作・分析ツール「SwipeKit」に「エリア指定型透明リンク(Invisible CTA)機能」を実装
-

2025/10/30 | 株式会社WHI Holdings
レバレジーズ、統合人事システム「COMPANY」を導入
-

2025/10/30 | リトマス・オートメーション・ジャパン株式会社
リトマス・オートメーション・ジャパンとパナソニック ソリューションテクノロジーがスマート製造を加速するパートナー契約を締結
-

2025/10/30 | Thinkings株式会社
社員の約4割が“埋もれ人材” と自認。社内公募・異動をきっかけに”静かな退職予備軍”の減少につながる可能性が明らかに
-

2025/10/30 | CLEAR INNOVATION 株式会社
孤独じゃない、ひとり経営。99サポートが“ひとり社長応援プログラム”を始動
-

2025/10/30 | 株式会社Leaner Technologies
業務工数47%削減、相見積もりで1千万円超のコストインパクトを創出!老舗メーカー・第一施設工業が挑む「ソーシング特化型」調達DX事例を公開
-

2025/10/30 | EmotionX株式会社
世界最先端、完全準同型暗号を用いたプライバシークラウドの社会実装へ
-

2025/10/30 | Tenorshare(Hongkong)Limited
買い切りPDF編集ソフト「PDNob」 ハロウィン限定キャンペーン開催中












