Cross Capital（代表：中村貴樹、高島史）は、事業会社のオープンイノベーション実装支援に特化したFund of Funds、Cross Capital I Limited Partnership(CC1)に、既存LPの富士ソフト株式会社、パナソニック株式会社、JRE VENTURES(JR東日本CVC)、株式会社博報堂DYベンチャーズに加え、新たに東急不動産ホールディングス株式会社が参画したことをお知らせ致します。
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■Cross Capitalの取組概要
Cross Capitalは日本企業のイノベーション実装支援を目的として設立され、2023年12月に運営開始を発表致しました。Fund of Funds（以下、FoF）ならではの広範なネットワークと独自の伴走支援の仕組みを活かし、協業テーマの言語化から、パートナーの探索、PoC実行、事業立上げに至るまでのハンズオン支援の仕組みを提供しています。
■投資・伴走支援の実績
当FoFからは、既にEurazeo、Vertex Ventures Israel、Gobi Partners、Airbus Ventures等、各地域・セクター屈指のトップティアVC 5つに出資コミットを完了しており、2025年度中には、追加で最大5VCへ出資コミットを行う予定です（10VCへ出資を完了した場合、約2,000社のグローバルポートフォリオを形成）。
事業会社LPのオープンイノベーション支援活動においては、既に数十の個別マッチングを実現するだけでなく、ユニコーン企業と事業会社LPが商務契約締結に至る例も出るなど、戦略リターンの実現に繋がる支援実績が生まれ始めております。
また、投資先ファンドからは既にExit実績も生まれており（Eurazeo Growth Fund IV投資先の多言語AIエージェント企業Cognigyが米上場企業NiCEにより買収され、欧州最大のAI関連Exitを記録）、当FoFが戦略リターンだけでなく、金融リターンの創出にも繋がるポテンシャルが強く示唆されました。
■東急不動産ホールディングス 泰道執行役員からのメッセージ
Cross Capital様のFoFを活用したオープンイノベーションの仕組みでは、圧倒的な量の優秀なグローバルスタートアップとの接点を効率的に得ることができることに加え、投資・協業の実現に向け、手厚いハンズオン支援も受けることができます。Cross Capital様はスタートアップにとっては「間接的な」株主であるにも関わらず、起業家との強固な信頼関係を幅広く作り上げており、当社はその「信頼」を基盤とした紹介を受けることが可能です。Cross Capital様とのパートナーシップにて、「GROUP VISION 2030」に掲げる全社方針である「環境経営」・「DX」の推進と、強固で独自性のある事業ポートフォリオの構築に向けた重点取組テーマである「１.広域渋谷圏戦略の強化」、「２.GXビジネスモデルの創出」、「３.グローカルビジネスの拡大」の実現を目指して参ります。
■Cross Capital Co-Founder CEO中村からのコメント
海外スタートアップ向けの投資や事業開発を結実させる上で、当社のようなFoFを活用した仕組みは、実務面でも資金面でも理に叶うアプローチですが、業界に先行事例が少ないため、一歩前に踏み出せない日系企業様も少なくありません。そのような中で、不動産業界のリーディングカンパニーである東急不動産ホールディングス様に信頼頂いたことは、当社にとって大きな意味を持ちます。海外スタートアップの素晴らしい技術やソリューションと、東急不動産ホールディングス様の多様なアセットを掛け合わせ、業界の新たなアイコンとなるようなプロジェクトを共創して参ります。
■会社概要
社名：Cross Capital Pte. Ltd.
住所：20 Anson Road, #11-01 Twenty Anson One&Co
URL：https://crosscapital.ltd/
問合せ：takaki.nakamura@crosscapital.ltd
■ファンド概要
ファンド名：Cross Capital I Limited Partnership
運用期間：10年間
General Partner：Cross Capital Holdings I Limited
（代表者： 中村貴樹、高島史）
