加熱式たばこのIQOSなどを展開するフィリップ モリス ジャパンは、ゼビオアリーナ仙台に移動型の加熱式たばこ専用スポットなどを新設。「煙のないアリーナ」へと生まれ変わることを発表しました。
2020年4月1日に改正健康増進法が全面施行され、受動喫煙対策の徹底が求められています。宮城県仙台市では、紙巻たばこの喫煙や加熱式たばこの使用をめぐる環境整備を推進。フィリップ モリス ジャパンによると、仙台市内の飲食関連施設における加熱式たばこの専用室やエリアは、合計18件に上り、拡大が進んでいるとのこと。
多目的アリーナ施設であるゼビオアリーナ仙台では、今まで屋内喫煙所が2か所ありましたが、8月12日から加熱式たばこ専用室に転換。前述した屋外の移動型加熱式たばこ専用スポットをくわえ、施設内では燃焼をともなう紙巻たばこの使用は禁止されました。
ゼビオアリーナ仙台の小池励起館長によると、以前から紙巻たばこの匂いや煙がわずかに流入することに対して、利用者から問い合わせがあったそうです。
ほかにも仙台市では「仙台市受動喫煙防止ガイドライン」を制定し、市民と一体になって紙巻たばこの受動喫煙防止のまちづくりに取り組んでいます。
小池館長はこれまで以上に利用者に対して「やさしく、過ごしやすいスポーツ&エンターテインメントアリーナの実現を進めてまいります」と語っています。
一方のフィリップ モリス ジャパンは現在「煙のない社会」の実現に向け、加熱式たばこのみ利用可能な「煙のない」施設や観光地などを全国で広げる取り組みを推進。地域を代表する観光地などに加熱式たばこの専用室やエリアを導入する「煙のないランドマーク」という活動を展開しています。
しかし、ゼビオアリーナ仙台のような大型アリーナ施設との取り組みは初めて。それでもフィリップ モリス ジャパンの高橋宏本部長は、ゼビオアリーナ仙台が「煙のないアリーナ」へ生まれ変わる一助となれたことを「非常にうれしく思います」とコメント。
「これまで以上にクリーンで安全な環境の中でスポーツやエンターテインメントを楽しんでいただき、この取組みが全国へと広がっていくことを願っています」と述べていました。
情報提供:フィリップ モリス ジャパン合同会社