水面に揺れる模様が美しい、吹きガラスのぐい呑みがツイッターで注目を集めています。投稿された動画にはぐい吞みに飲み物が注がれる様子が映っており、その美しさについ見入ってしまいました。器の内側の模様によりさまざまな表情の違いを楽しむことが出来ます。
この吹きガラスのぐい飲みを制作したのは、福島県いわき市に工房を構える「ガラス工房 ありんこぐらす」さん(@alincoglass)。工房で作られた作品を隣接するショップ、ネットショップ、イベントで販売している他、実際に吹きガラス作品を作れる吹きガラス体験(要予約)や吹きガラス教室も行っています。
吹きガラスといえば透明なものを想像する方も多いと思いますが、この作品も元は透明なガラスをベースにしており、そこに色のついたガラスなどを何層も重ねて模様や質感を作り出しているのだそう。
「飲みながら、眺めて楽しんでいただきたいので、中の模様にはこだわっています」と作品へのこだわりについて答えてくれたガラス工房ありんこぐらすさんの作品は”一度見たら忘れられない”をテーマに自然や宇宙、空想の世界観をイメージして制作しています。今回の動画に映っている作品も水面や銀河を連想しますよね。この酒器で呑む一杯はいつもと違った特別な一杯になりそう。
「#Twitter文化祭2021」というハッシュタグをつけて投稿された動画には3万件もの「いいね」がつき、「これで日本酒飲んだら美味いだろうなぁ……!」「こんなの持ってたらワクワクして高い日本酒買ってしまう」と多くの方が美しい作品に見惚れてしまった様子。
ガラス工房ありんこぐらすさんは今回のぐい呑み以外にも、ロックグラスや一輪挿しといった多くの作品を制作、販売しています。自身で購入して楽しむのも良いですが、特別な贈り物としても喜ばれそうですね。
吹きガラスで作っています。 pic.twitter.com/K2v4yTcWz3
— ありんこぐらす (@alincoglass) September 28, 2021
<記事化協力>
ガラス工房 ありんこぐらすさん(@alincoglass)
(山口弘剛)