流し台の上にお茶が入った湯呑が2つ……と思ったら、あれ?何か変だ……。よく見てみると、なんと1つはぬいぐるみでした。何も知らなければ思わず手に取って飲もうとしてしまうくらいクオリティーの高いお茶のぬいぐるみには、「可愛い!」「欲しい!」などの声が寄せられています。

 お茶のぬいぐるみの作者はTwitterユーザーのYusuke Saitohさん。「できました 緑茶のぬいぐるみです」と写真と一緒にツイートすると、約3万件のいいねが付きました。それにしても、なぜ緑茶のぬいぐるみを作ろうと思ったのでしょうか?

緑茶のぬいぐるみ

 作ったきっかけについて「ふわふわのお茶があったら良さそうと思った」と話してくれたYusuke Saitohさん。元々、身の回りにある工具などをぬいぐるみ化しており、その延長線上で作ったとのこと。

 しかし、自分の想像する理想的な湯呑がなかなか見つからず、見本を入手するまでに数か月かかったそうです。

理想的な湯呑

 さらに大きさや色など、できるだけ実物と同じようにしようと気をつけて作ったとのこと。またお茶の部分は「浅蒸し」にするか、それとも「深蒸し」にするか熟考した結果、今回は深蒸しに。こうした細かいこだわりが、緑茶のぬいぐるみには注がれていました。

 最後に作った感想を聞いてみたところ、「茶托やお菓子のぬいぐるみがあったら、さらに良いと思いました」とYusuke Saitohさん。深蒸しの緑茶を飲みながら、ゆっくりと次の作品の完成を待ちましょう。

<記事化協力>
Yusuke Saitohさん(@site_oh)

(佐藤圭亮)