電子機器を充電する際などに使用する、USBケーブルとアダプター。ほぼ毎日のように使っているという方も多いと思いますが、さす時に向きが合わなくて、イラッとしてしまったことはありませんか?そんなちょっとしたストレスを解消するアイデアが登場しました。
その方法とは、USB側のボディに「頭」を、アダプター側に「体」を描く、というもの。さす時にキャラクターの絵を合わせるだけで向きが揃います。ゆるかわいいキャラクターもいい味を出していますね。
この方法をツイッターで紹介したのは「漫画家&書店員」の佐久間薫さん(@sasakumako)。著書に「ねこ書店」「猫ニャッ記」(文藝春秋)「本屋の今泉くん。」(大都社・秋水社)「カバーいらないですよね」「本屋の堀ちゃん」(双葉社)「そこらへんのおじさん物語」(青林工藝舎)があり、漫画家として活動しながら、現役書店員としても働いている、という2つの肩書を持っています。
佐久間さん自身も、日頃からUSBの向きが合わない、というプチストレスに悩まされていたのだそう。特にデスク周りで、電子機器を頻繁に使用する方にとっては、ケーブルのさし替えは日常茶飯事。一発で向きが合えばそれだけでも気持ちが良い物です。
突然閃いた、という今回のアイデアを実践してからは、こうしたストレスともおさらば。迷いなくケーブルをさせることはもちろん、絵を合わせると猫ちゃんが現れるという仕掛けも「ちょっと楽しいし、良い」とのこと。
たしかに、黒のサインペンで描かれた猫ちゃんのイラストは、「かなりテキトーに描きました(笑)」としながらも、なんとも味のある仕上がりに。蝶ネクタイを締め、ニコッと微笑む猫ちゃんを見ると、とても心が和みますね。
投稿には「全世界中の人の貴重な時間を潰してきた問題が、今ここで解決しました!」「実用性と絵のセンスが100点w」と、絶賛の声が相次いで寄せられています。中には「早速描いてみました!」と写真付きで報告をする方も。簡単に真似が出来ることも支持を得ているポイントのようです。
大きな反響に対し、「びっくりしました。でもみんな同じように一回でさし込みできなくて、ちょっとだけストレスだったんだな~と改めて感じました」と佐久間さん。この「ちょっとだけストレス」が身に覚えがある方は、今回のアイデアをぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
向きがわかりにくいから絵を描いてみました🌄 pic.twitter.com/mCMHytRjdE
— 佐久間薫🌞Kaoru Sakuma (@sasakumako) March 14, 2022
<記事化協力>
佐久間薫『本屋の堀ちゃん』発売中さん(@sasakumako)
(山口弘剛)