KDDI株式会社は3月25日に、都市連動型の仮想空間である「バーチャル大阪」特設会場にて、バーチャルライブ「旅立つ君との超応援祭」を開催しました。
ライブのゲストMCにはYouTuber「ばんばんざい」の「ぎし」さんと、「ESPOIR TRIBE-エスポワール・トライブ-」の「けーすけ」さんが登場。三太郎CMソングでおなじみの「Half time Old」や「もーりーしゅーと」「和ぬか」を初めとするたくさんのアーティストが楽曲を披露し、今春「旅立ち」のタイミングを迎える学生・若者に向けて、エールを送りました。
「旅立つ君との超応援祭」は、新型コロナウイルス感染症拡大により、様々な活動や発表の場が制限され、友達や仲間とのつながり方も一変する中で、卒業や新成人の引き下げなどにより「旅立ち」のタイミングを迎える学生・若者に向けて、青春の思い出を楽しみ尽くして欲しいという思いから、2月9日より行われているイベントです。
今回のバーチャルライブは、そのフィナーレとして開催されたもの。バーチャル空間らしく、視聴者は全員「三太郎アバター(桃ちゃん、金ちゃん、浦ちゃん)」を着用しての参加となり、MCの2人も同様にぎしさんが桃ちゃんに、けーすけさんが浦ちゃんに扮して登場しました。
メタバース空間でのMCにやや緊張気味の様子でしたが、特にけーすけさんは大阪出身ということもあり、序盤からテンションアップ。アバター姿でぴょんぴょん飛び跳ねたり、手を振ったりと、メタバース空間ならではの環境を楽しんでいるようでした。
ライブのトップバッターを飾ったのは名古屋出身の4人組ロックバンド「Half time Old」。2020年に三太郎CMソングとして放映されていた「みんな自由だ」を皮切りに、「スターチス」「アセスメント」の3曲を披露しました。
イベント会場に映し出された映像は、実際のライブさながらの迫力あるパフォーマンス。演奏中、参加者は各々「拍手を送る」「サイリウムを振る」などのリアクションで反応し、ぎしさん、けーすけさんも客席に降りて共にライブを盛り上げていました。
次のプログラムは「#君とのリベンジ応援ライブ」。これはコロナ禍において、活動の場を制限された学生アーティストたちが「青春へリベンジ」することをテーマにした企画です。
TikTok上で約15万票から選ばれた学生アーティスト「WHIZKID(ウィズキッド)」「夜依存(よるいぞん)」「純美音(すみね)」「アポロノーム」「実裏リコfeat青空(みうらりこフィートせいら)」の5組が登場し、それぞれが今回の為に自作したミュージックビデオを披露。プロ顔負けのパフォーマンスに、MCの2人も驚いていました。
続いて登場したのは、「名探偵コナン」に登場する江戸川コナン(CV:高山みなみさん)と安室透(CV:古谷徹さん)。劇場版最新作・第25弾となる「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の公開を記念して、バーチャル空間でのトークショーを実施しました。
実は学生アーティストの演奏を聴いていた、と言うコナンくんと安室さん。「とってもカッコ良かったよ!」「素敵な演奏でしたね」とパフォーマンスへの感想を述べた後、「実裏リコfeat青空(みうらりこフィートせいら)」へ「コナン賞」をサプライズ授与しました。
続いてはYouTube、TikTokを中心に活動する兄弟ユニット「もーりーしゅーと」の2人が登場。2021年秋の三太郎CMソング「ずっともっと」と菅田将暉さんの楽曲「見たこともない景色」をカバーし、兄弟ならではの息ぴったりなライブを披露しました。
3曲目には新曲「なんだかんだ」が初お披露目となり、これには会場にいた参加者も大興奮。コメント機能を使用した「サイコー」「新曲マジか!」の声や、拍手、ハートマークなど、多くのリアクションが寄せられました。
最後のプログラムは「#和ぬかで君との青春グラフィ」。全国、海外の学生から応募があった約500枚の思い出写真を、和ぬかさんが歌う、2022年の三太郎シリーズのCMソング「進め!そっちだ!」の楽曲に合わせたミュージックビデオが初公開となりました。
青春の1ページを繋ぎ合わせた映像は、学生・若者のみならず、多くの方にとって青春時代を思い起こすような、エモーショナルな仕上がり。これにはMCの2人も「学生時代を思い出して泣きそうになった」と感慨深げに感想を語っていました。なお、映像はau公式YouTubeチャンネルにて公開されています。
6つのプログラムで構成されたライブは、興奮冷めやらぬまま終了の時間を迎えました。約1時間半に及ぶ、メタバース空間でのライブMCという役目を果たしたぎしさんは「人生一度きり。やりたいことをやって後悔しない人生を皆で過ごしましょう」と呼びかけ、けーすけさんは「挑戦はしてみるもの。夢や目標を持っている方は臆せず挑戦していってほしい」と、応援のメッセージを送りました。
情報提供:KDDI株式会社
(山口弘剛)