7月10日は第24回参議院選挙。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受け、和歌山県の若者で構成される「和歌山リア10プロジェクト」は「和歌山県の10代の投票率を日本一にしよう」というコンセプトに基づきポスターを制作・公開しているのですが、そのキャッチコピーがあまりにムラムラしているとTwitter上では話題になっています。

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2015年6月17日に選挙権年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げる「改正 公職選挙法」が参議院本会議で可決され成立。これを踏まえ、初の18歳と19歳が参加した選挙は7月3日に投開票された福岡県うきは市長選となりました。しかし投票率は38.38%と全体よりも17.72ポイントも低かったそうです。
それに続き10日に行われる参院選では10代の投票率に注目が集まっています。

「和歌山リア10プロジェクト」は公式サイトにて「10代の投票率が高くなれば、 和歌山の若者のリアルを充実させる政策が、きっと生まれる」と啓発。その実現のために拡散力の高いポスターを制作してTwitterでは「#和歌山の10代投票率を日本一にしよう」というタグをつけてつぶやくことを呼びかけています。

話題になったポスターのキャッチコピーは

「7月10日に、大人の階段をのぼろう。」
「10代のうちに、初体験しよう。」
「選挙童貞を卒業しよう。」
「初体験は、18の夏がいい。」
「大切な「初めて」は、信頼できる人にささげよう」

7月10日に、大人の階段をのぼろう。
10代のうちに、初体験しよう。
選挙童貞を卒業しよう。
初体験は、18の夏がいい。
大切な「初めて」は、信頼できる人にささげよう

というムラムラしている10代にウケるようにつくられたもの。たしかにヒト夏の思い出を選挙でつくっちゃってもいいかもしれませんね。

また、10代だからこその甘酸っぱさに訴えかけたこんなものも。

「同級生の私服をはじめて見た。」
「「投票なう」とつぶやいたら、同級生にふぁぼられた。」
「翌日、教室で「選挙いった?」って聞かれるかも。」
「告白できなかったセンパイが、7月10日に来るかも。」

たしかにこんなことがあるのなら選挙行っちゃってもいいかも……と思う人は絶対いそうですよね。

ポスターは全部で38種類。そのうち1枚は自分でキャッチコピーを入れられる仕様になっています。
ぜひぜひ和歌山県民もそうでない人もチェックしてみてくださいね!

▼参考
和歌山リア10プロジェクト

(文:大路実歩子)