独立行政法人 国際協力機構(JICA)が、「グローバルフェスタ JAPAN2022」のステージコンテンツとして募集をおこなっていた、「『世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには』メッセージ作品コンテスト」の、最優秀候補作品が公開されました。

 2022年7月に開催されたこのコンテストは、「世界とつながろうプロジェクト2022 JICA×AFPBBNews」の一環。

「世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには」をテーマとし、AFPBBNewsの提供する報道記事やデータベースの中から自らが選択した写真に、同世代に向けて伝えたいタイトルとメッセージを添えるといった内容です。

 今回公開された最優秀候補作品は、2部門全6点。

 「AFPBBNews部門」からは、応募総数17作品のうち、3作品がノミネートされています。「奪われた未来 −窓のそとには−」、「みんな幸せになっていい。法は、そのために」、「勉強したいだけなのに。」と題され、3作品ともジェンダーについて考えさせられる内容です。

奪われた未来 −窓のそとには−

みんな幸せになっていい。法は、そのために

勉強したいだけなのに。

 「AFPForum部門」の応募総数は97作品。候補に選ばれた「突如奪われた日常」、「ウクライナ危機から難民支援の輪を広げる」、「世代を超えたゴミ回収」の3作品は、恵まれない環境下におかれる難民についてのメッセージが綴られています。

ウクライナ危機から難民支援の輪を広げる

世代を超えたゴミ回収

 作品は、「グローバルフェスタ JAPAN2022」の会場に展示される他、作者6名はステージに登壇し、それぞれが作品への思いをプレゼンテーションしたのち、最優秀作品が決定されます。

 なお、コンテストの最優秀作品は、10月2日に開催される「グローバルフェスタ JAPAN2022」にて発表されます。ステージ開催までは、公式WEBサイトにて、事前の一般投票が実施。

 最優秀作品および優秀賞作品は、国際ニュース「AFPBBNews」などに掲載されます。受賞者には副賞としてアマゾンギフト券が用意されているとのことです。

 「グローバルフェスタ JAPAN」は、外務省及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)の共催による、国際協力イベント。2022年は「ここからつながる世界。ともにここから創る未来。みんなが参加する国際協力」をテーマに掲げ、10月1日、10月2日の2日間、東京国際フォーラムにて、対面形式とオンライン配信形式で開催されます。

情報提供:独立行政法人 国際協力機構(JICA)